2022年も終わろうとしている…即ち楽曲大賞の季節だ。まず、メジャー部門から。
ちなみにインディーズ部門・アルバム部門の投票結果はこちら。
アイドル楽曲大賞2022に投票した(インディーズ部門) - とあるKSDDのアイドル考察録
アイドル楽曲大賞2022に投票した(アルバム・推し箱部門) - とあるKSDDのアイドル考察録
昨年の振り返り
例年通り1年前の楽曲大賞の振り返りから。
1位 イヤフォン・ライオット 私立恵比寿中学 505pts. 227票
2位 根も葉もRumor AKB48 264pts. 136票
3位 テレフォニズム フィロソフィーのダンス 244pts. 105票
4位 7月のサイダー 超ときめき♡宣伝部 216.5pts. 88票
5位 AOAWASE CYNHN 207.5pts. 91票
1曲しか出してないので票が集中したというのもあっただろうが、やはりエビ中の強さは盤石だ。スタダ勢で言うととき宣の勢いも止まらない。AKBが久々に「根も葉もRumor」でランクインしたが、確かにインパクトのある楽曲だ。
フィロのスは「テレフォニズム」でランクインしており、やっぱオタクはシティポップ好きだな~、という感じ。CYNHNは「水生」でやはり一気に楽曲派界隈での注目度が上がったという感じだろうか*1。
僕自身は1位のエビ中、5位のCYNHNなどに投票。僕が1位で投票したリリスクの「TIME MACHINE」とかはもっと上に来てもいいと思ったんだけどなぁ。
idol-consideration.hatenablog.com
投票結果
1位 愛の哲学 / フィロソフィーのダンス(3.0pts)
ド直球で愛を伝えるフィロソフィーのダンスの新たな代表曲。メンバー各々が考える「愛」をいしわたり淳治さんが見事に一曲にまとめた。これが真実の愛だ!!
2位 コーナーカット・メモリーズ / 東京女子流(2.5pts)
新進気鋭のコンポーザー、きなみうみさんによる東京女子流の今年の軸となった楽曲。グルーヴ感のあるサウンドにレコード用語を使った歌詞が乗ってめちゃくちゃかっこいい!TIFのパフォーマンスに撃ち抜かれた。
3位 LAST SCENE / lyrical school(2.0pts)
今年5人のメンバーのうち4人が卒業したlyrical schoolが最後にパフォーマンスした印象深い曲。満員の日比谷野音で「愛とかピース」を歌う姿を僕は忘れないだろう。活動の軌跡を表す5000枚のチェキで作られたMVも泣いちゃう。
4位 青春ゾンビィィズ / 私立恵比寿中学(1.5pts)
私立恵比寿中学のメジャーデビュー10周年記念リリース曲。TAKUYAさんの楽しいサウンドと癖のある歌詞が炸裂していて爽快。ファミえんにぴったりの、夏の野外で聞きたくなる曲。(今年行ってないけど)
5位 マッシュ・ド・アート / わーすた(1.0pts)
王道を突き進むわーすたが放った快作。サビの「吸って吐いて」「シュッてバッて」が気持ちよく耳に残る。作曲者・田中秀和さんの逮捕は残念。曲は良いので個人的には歌い続けてほしい。
選外
ソルベ / CYNHN
新メンバー・広瀬みのりさんを迎えたCYNHNによる秀作。澄んだ水のような美しいトラックに5人の声がとてもマッチしている。音数を絞ったAメロから少しづつ豊かになっていく展開がドラマチック。
フィロソフィア / フィロソフィーのダンス
フィロソフィーのダンス・十束おとはさんの卒業ソングだが、tofubeatsによる軽快なサウンドは楽しい!出会えた奇跡をおとはすがラップから落ちサビにかけて歌いあげる。「愛してる」を泣きながら歌うおとはすの姿は脳裏に焼き付いている。
Viva La 恋心 / 東京女子流
アルバム部門でも投票した名盤「ノクターナル」の1曲目を飾る1曲。東京の夜に似合う!女子流の上品な声・パフォーマンスが素晴らしいシティポップサウンドと合わさって最高。
L.S. / lyrical school
第2章のlyrical schoolが最後に出した同名のアルバムのリードトラック。ドープな掛け合い、メロディアスなフロウ、耳に残るフック、ブリブリのアイドルパートなど5人のメンバーの魅力が詰め合わせられた1曲。
イエローライト / 私立恵比寿中学
たむらぱんは何時でもその時の私立恵比寿中学に寄り添う楽曲を提供してくれる。初披露時の5人のエビ中が歌う「最高だよって笑うため 私は足踏みしたりするんだ」は当時闘病中の安本さんに向けた言葉のようでもあった。
空想トラベル / ukka
念願のメジャーデビューを果たしたukkaのメジャーデビューミニアルバム収録曲。ukkaらしい清涼感のあるサウンドが良い。空想や夢の中で旅をするという歌詞の世界観も好き(エビ中のLon de Donとか)。
総括
まぁ例年通りだが、インディーズ部門に比べ、メジャー部門はあまり迷わずに決まった。リリスクやヤナミューが(現体制での)活動を終了したので、来年はまた寂しくなっちゃうな…希望はメジャーに上がってきたukkaだ。あと、今更ながら今年は女子流にハマった年だった。
今年の予想としては、まぁベタにエビ中、フィロのス、女子流、わーすた、リリスク辺りのメジャー楽曲派勢にukkaがどこまで食い込んでくるか、といったところか*2。
このエントリの楽曲をまとめたプレイリスト↓