続いてはインディーズ部門だ。
- 昨年の振り返り
- 投票内容
- 選外
- Hello, World / tipToe.
- 最適解 / タイトル未定
- 夏へのとびら / クマリデパート
- フロンティア / RAY
- 生意気ねチェリー / 美味しい曖昧
- フリッカーズ・ハイ / airattic
- 八月 / fishbowl
- DANGER! / きのホ。
- さよなら21世紀 / situasion
- 火曜日の雨 / RAY
- 神話級ハッピーエンド / さとりモンスター
- we are in the dance music / WT☆Egret
- シリウスにマフラー / 開歌-かいか-
- コロニアルスタイル / NUANCE
- 失墜の夏 / Ringwanderung
- サークルゲームの中で / Negicco
- 総括
昨年の振り返り
昨年はこちら。
1位 わたしの一番かわいいところ/FRUITS ZIPPER(377.5pts.195票)
1位 熱波/fishbowl(377.5pts.170票)
3位 蜃気楼/タイトル未定(199pts.93票)
4位 さくら草の咲く頃に/tipToe.(178.5pts.78票)
5位 虹ノ湊/ばってん少女隊(171pts.66票)
ふるっぱーとfishbowlでヤマモトショウ強すぎ!となった。前年大躍進の未定が3位に。ばっしょーは20位以内に四曲送り込む強さ。
投票内容
1位 Lily / Ringwanderung
きなみうみのリンワン提供曲。複雑な旋律・リズムに幅広すぎる音域…全員が高い歌唱力を持つリンワンでないと歌えない楽曲だ。みょん&佐藤倫子による「歪なあの花を」は圧巻。MVを頑なに出してこなかったリンワンが遂にMVを制作したことからもこの楽曲にかける想いが伝わる。
2位 赤レンガ空中さんぽ/NUANCE
NUANCEメインコンポーザーの佐藤嘉風サウンドの良いところが詰まった1曲。まず癖のあるイントロのギターリフが良い。サビに入る時の「空中さんぽ」「サーチライト」が心地よい。ギターソロからラップに繋ぎ、大サビにつながる展開は最高だ。メンバーが赤レンガ倉庫で宙を舞うMVもGood。
3位 青い花の名 / 開歌-かいか-
迫ってくるような不穏なサウンド、ステージに倒れ込む振付…研ぎ澄まされたパフォーマンスで彼女達が描き出した世界は四人体制の開歌の集大成だったと思う。南雲咲楽卒業公演でのこの楽曲のパフォーマンスは鳥肌モノだった。
4位 Sparkle / SANDAL TELEPHONE
軽快なブラスサウンドが気持ちいいダルフォンの新・代表曲。キャッチーなCメロから小町まいによる落ちサビは素晴らしい。「落ちサビの才能」というのがあるのなら小町まいはその天才だ。この曲に合わせてミラーボールが回ると否応なく楽しくなってしまう。
5位 大人になったら / PANDAMIC
大人になろうとする少女の感情の機微を描いた一曲。中学を卒業し、まさに大人になりつつあるPANDAMICにこのテーマを歌わせるのはズルい。最低限のピアノの和音と歌唱のみの2Aの「変わるのが 明日が 怖いよ」が素晴らしい。
選外
Hello, World / tipToe.
tipToe.雨編の1曲。壮大なサウンドと独唱との対比が美しい。「梅雨は過ぎてもうすぐ夏が来る」の宮園よ。これを梅雨が過ぎるころにいなくなるtipに歌わせるの、アカンて…。
最適解 / タイトル未定
ポエトリーリーディングに近い台詞パートが大半を占めるタイトル未定の意欲作。「ワンマンライブに登場したキッズダンサーの未来の物語」に乗せて歌われる青臭い歌詞が説得力を持って聞こえるのは、彼女達の気持ちがこもっているのが十分にこちらに伝わってくるからだ。
夏へのとびら / クマリデパート
2023年にこんなにもブクガみのある曲を聞くとは思っていなかった。歌詞もメロもアレンジも全部ブクガ。結局僕はブクガが「削除」されたライブを見れなかったことを今でも引きずり続けているのかもしれない。
フロンティア / RAY
夏botさんによるRAYの沸き曲。始まりは静かだが歌唱と同時に始まる鼓動のようなビートが気持ちいい。音数を絞って歌を聞かせたところから、ドロップへ繋がる流れが最高。温泉系のイベント(?)では風呂ンティアと表記されたりもする。
生意気ねチェリー / 美味しい曖昧
ブラスサウンドに乗せた幽花はるかのフェイクの歌唱力爆発でグルーヴ感マシマシ!自然と体が動いてしまう。間奏のナルシスティックなギターソロも好き。
フリッカーズ・ハイ / airattic
今年大きく躍進したairatticが放つ快作!ブラスサウンドとカッティングギターとうねるベースラインで駆け抜けていくの最高!今のアイドルシーンにおいて、エアラは最もバンドサウンドが似合うアイドルの一つだと思う。
八月 / fishbowl
fishbowlの夏曲に外れなし!繰り返される「Do you remember?」が癖になる。アース・ウィンド・アンド・ファイアーの「September」オマージュであり、「バーディアそれは来月のこと」なんて歌詞にニヤッとしてしまう。
DANGER! / きのホ。
冒頭1音目のギターで既に気持ちいい。サビの「DANGER!」でジャンプする瞬間、俺達は無重力になる。
さよなら21世紀 / situasion
situasionの黄金三部作第1弾。今年のシチュ楽曲ではこれが一番刺さった。杏優ちゃんの浮遊感のある声と対照的な爆音が良い。
火曜日の雨 / RAY
アイドル界の極北を突き進むRAYが豪華なクリエイターを迎えて放った楽曲。轟音のギターが鳴り響く!まだ現場で1回も見れてないんだよなぁ…
神話級ハッピーエンド / さとりモンスター
下北沢発のアイドル・さとりモンスターが放ったポップソング。めちゃくちゃキャッチーなメロディ、可愛い歌詞…アイドルソングかくあるべし!
we are in the dance music / WT☆Egret
軽快な鍵盤から雪崩れ込むようにサビに突入して打つクラップ2発が心地いい。美しいコーラスワークにキレのいいサウンドが組み合わさる感じはWT☆Egretの真骨頂。
シリウスにマフラー / 開歌-かいか-
ポしな×開歌に外れなし!軽快に跳ねる鍵盤と開歌の可愛い歌声がベストマッチ。途中のギターソロもいい。「明日電話して良いですか?」に「いいよー!」と返すのをかわむらさんが歌詞に入れればよかった、と言っていて、アイドル楽曲ってやっぱオタクが完成させるんだよな…と思った。
コロニアルスタイル / NUANCE
城戸海月を迎えた新体制ヌュアンス一曲目の楽曲。横浜・山手エリアの和洋折衷の建築をモチーフに「継承することの大切さ」を歌っており、唯一のオリメン川井わかと新メンで楽曲を歌い継ぐ現体制ヌュアンスを象徴するよう。特徴的なイントロ、歌唱と同時に響く印象的な鍵盤…やっぱり佐藤嘉風サウンドが大好きだ。
失墜の夏 / Ringwanderung
聞いた瞬間ビリビリ来た。オシャレに鳴り続けるカッティングギターと動く鍵盤もアウト路のギターソロも最高。サビ中ずっとファルセットで安定させるのはさすがのリンワン。やっぱりきなみうみ信者になっちゃう。
サークルゲームの中で / Negicco
「母親であること」をテーマにした、今年全員がママになったNegiccoにしか歌えない一曲。美しく、穏やかな歌詞とハーモニー、そしてイントロアウトロに挿し込まれる母子の対話。母になったNegiccoが開拓するアイドルの新しい地平、そこにあるのは「切り開く勇ましさ」ではなく「寄り添う優しさ」だった。
総括
メジャー部門に対して、インディーズ部門はめちゃくちゃ迷った…特にLilyか失墜の夏か、赤レンガ空中さんぽかコロニアルスタイルか、シリウスにマフラーか青い花の名か、など同じグループでどっち選ぶかもかなり迷った。
そして、5個に絞るのもつらかった。てか何ならこの21曲に絞るのすらつらかった。良いアイドル多すぎるんだ。
そして今年の予想だが全然読めん!Lilyはいいとこ行くと思うのだが、それ以外はさっぱりわからん!
上記のエントリをまとめたプレイリストはこちら。
メジャー部門・アルバム部門の投票結果はこちら。
idol-consideration.hatenablog.com
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