引き続きコロナとともにあった2021年も終わろうとしている…、即ち楽曲大賞の季節だ。まず、メジャー部門から。
昨年の振り返り
まずは2020年の結果を振り返ってみよう。
- ジャンプ/私立恵比寿中学 501pts. 196票
- 水生/CYNHN 312pts. 142票
- I see.../乃木坂46 274.5pts. 125票
- ドント・ストップ・ザ・ダンス/フィロソフィーのダンス 261pts. 131票
- トゥモロー最強説!!/超ときめき♡宣伝部 250.5pts. 111票
例年通り、エビ中が強さを見せたが、各グループ1曲という制限が付いたので、エビ中が上位を独占するようなことはなかった。CYNHNは集大成ともいえる「水生」で大きく躍進した。カップリングにもかかわらず流行った楽曲「I see...」はポップソングの強さを見せつけた。
僕自身は上位5位のうち、エビ中、CNYNH、フィロのスに投票するというベタベタの楽曲派王道という感じの投票結果だった。
idol-consideration.hatenablog.com
投票結果
1位 TIME MACHINE / lyrical school（3.0pts）
トラックがめちゃめちゃかっこいい！また、この曲ではこれまでに無いチャレンジングな歌割りがなされていてリリスクのメンバー5人の新たな魅力も発見できる。
2位 イヤフォン・ライオット / 私立恵比寿中学（2.5pts）
安本彩花が復帰し、3人の新メンが入った新生エビ中が今年唯一出した新曲。清涼感あふれるサウンドに乗せて「起こしに行こうライオット」と歌い上げる様はこれからのエビ中をまだまだ楽しみにさせてくれる。
3位 ダブル・スタンダード / フィロソフィーのダンス（2.0pts）
イッツ・マイ・ターン然りフィロのスのアシッドジャズに外れなし。印象的なストリングスや間奏のキーボードソロがとてもオシャレ。
4位 ファーストキッスは竜人くん♡ feat. 清竜人 / ねもぺろ from でんぱ組.inc（1.5pts）
曲名を見て目を疑った一曲。どんな神経をしてれば「ファーストキッスは竜人くん、女の子なら誰しも願うの」なんて歌詞を書けるのか。しかし、歌詞のイカれ具合にキャッチーなメロディラインとキラキラのアレンジが組み合わさり、気づけば笑顔になってしまう。
5位 AOAWASE / CYNHN（1.0pts）
安定の渡辺翔ワーク。飽きさせない展開が曲中ずっと続く。キラーチューン「水生」を出してすぐにコロナ禍に突入し、思うような活動ができなかったCYNHNが叫ぶように歌う「前へ前へ」はグッとくる。
選外
あたらしいわたし / 寺嶋由芙
宮野弦士感あふれるファンキーなサウンドにゆっふぃーが軽快に、どこか憂いを帯びた歌声を乗せる。奇を衒わない真っ直ぐな魅力に溢れた秀作。
どうする？どうする？どうする？ / 日向坂46
軽快なブラスサウンドに乗せて、ポップでキャッチ―なメロディが歌われるのはアイドルの一つの「正解」だ。MVの冒頭の寸劇は要らないと思う。
FANTASY / lyrical school
曲名の通りファンタジーのように移り変わる展開をリリスクメンバーが自由に遊んでいく。気持ちいいライミングに遊び心のあるリリックが合わさりヒップホップの楽しさを存分に感じられる一曲。
世界の中心で虹を叫んだサマー / 虹のコンキスタドール
虹コンの夏・水着曲はすっかりアイドル界の風物詩だが、サビの「なんたってアイドルなんですっ！」にやられた。ポップなベタベタのアイドル楽曲ってやっぱり素晴らしい。
雨上がり、虹はかかる / 虹のコンキスタドール
イントロだけ聴いてめちゃ好みやん、と思ったら、ヤマモトショウ&MICOのふぇのたすコンビの提供曲だった。
テレフォニズム / フィロソフィーのダンス
どうせシティポップ好きでしょ？と言わんばかりだが、好きなんだからしょうがない。おとはすのウィスパーボイスが素晴らしい働きをしている。
総括
正直なところ、今年は不作だったと感じる。オサカナとブクガの解散が相次いだせいでメジャーで活躍する楽曲派アイドルが減っちゃった印象。
1曲しか出してないエビ中に票が集中し、次いで、フィロのス、リリスク、女子流辺りの中堅・ベテラン楽曲派勢が上位を固める結果になりそう。
このエントリの楽曲をまとめたプレイリスト↓
インディーズ部門の投票結果はこちら
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アルバム部門・推し箱部門の投票結果はこちら
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