とあるKSDDのアイドル考察録

アイドルオタク9年目のKSDDがアイドルに関して色々考えてみます

アイドル楽曲大賞2020に投票した(メジャー部門)

激動の2020年も終わろうとしている。つまり、アイドル楽曲大賞の季節だ。

今年は去年までと異なり、1グループから1曲しか選べないようになった。確かに去年の楽曲大賞の結果には少し偏りがあるように感じられた。楽曲大賞には楽曲派アイドルを発掘するという目的もあるので、そういったアイドルが見つけやすくなるという点で改善されたように感じる。

では、まずメジャー部門から。

 

 

昨年の振り返り

 2019年の最終結果は下記の通りだ*1

  1. 星の数え方 / 私立恵比寿中学 262.5pts / 109票
  2. LAST DANCE / lyrical school 254.5pts / 109票
  3. knock!knock! / sora tob sakana 235pts / 107票
  4. Family Complex / 私立恵比寿中学 197pts / 84票
  5. 曇天 / 私立恵比寿中学 190pts / 92票

昨年は私立恵比寿中学が圧倒的な強さを見せて、Top5に3曲ランクインさせた。僕自身エビ中のオタクなので、1位の星の数え方には投票しているし、Family Complex曇天もすごくいい曲だと思っているのだが、が、ちょっと偏りがあるようにも感じる。。。Top5にこんなに入るかな…?ちなみに2位のLAST DANCEにも投票した。

idol-consideration.hatenablog.com

 

投票結果

1位 ジャンプ/私立恵比寿中学(3.0 pts.)

アルバム『playlist』のリードトラックであり、推しの安本さんフィーチャー曲。コロナ禍のせいで、完全体のエビ中では一度配信で見ただけだが、素晴らしかった。力強く愛を歌い上げる名曲。これは心臓のドラマだ。


私立恵比寿中学 『ジャンプ』MV

 

2位 untie/sora tob sakana(2.5 pts.)

今年解散したオサカナの最後の曲。極端に絞った音数に成長した3人の歌声が重なる。たった一度のパフォーマンスで見せた3人の表情を忘れることはないだろう。ありがとう、そしてさようならオサカナちゃん。


sora tob sakana/untie(Full)

 

3位 水生/CYNHN(2.0 pts.)

コロナ禍で色々漁ってる中で出会った曲。イントロから終始かっこいいバンドサウンドに痺れる。生バンド映え間違いなしの一曲。早く現場で聞いてみたい。


CYNHN「水生」Music Video

 

4位 ドント・ストップ・ザ・ダンス/フィロソフィーのダンス(1.5 pts.)

メジャーに殴り込んだフィロのスが最初に選んだ曲。小気味いいサウンドに乗って四者四様の魅力的な歌声を聞かせてくれる。メンバー自身の哲学を力強く歌いあげる様子は、インディーズ時代を支えた宮野・ヤマモトコンビの離脱の不安を吹き飛ばしてくれる。


フィロソフィーのダンス「ドント・ストップ・ザ・ダンス」MV

 

5位 海辺にて/Maison book girl(1.0 pts.)

イントロにやられた曲。サビの雰囲気や構成は以前投票した『十六歳』も彷彿とさせる。アルバムの始まりにふさわしい惹きつけられる曲(2曲目だけど…)


Maison book girl / 海辺にて / MV

 

選外

 オメカシ・フィーバー/私立恵比寿中学

児玉雨子さんと起用してハロプロ感マシマシ。りったん節全開で最高。制服報連相ファンクしかり、りったんとファンクは似合う。


私立恵比寿中学 『オメカシ・フィーバー』コール練習動画

 

記憶/イヤホンズ

声優界隈は詳しくないのだが、O.D.Aさんのブログで知った楽曲。声優さんの声そのものを楽器のように利用した面白い取組。


イヤホンズ「記憶」

 

ごく平凡な青は、/CYNHN

水生のようなかっこいいバンドサウンドは残しつつ、聴後感(読後感の音楽版)に爽やかさを感じさせる曲。


CYNHN「ごく平凡な青は、」Music Video

信号/sora tob sakana

最後に照井さんがやりたい放題やったのでは?という楽曲。こういった難解さを隠そうともしない照井サウンドに見事に純粋さを乗っけるオサカナちゃんの姿はこれまでの活動を象徴しているよう。 


sora tob sakana/信号(Full)

私のことを愛してくれた沢山の人達へ/でんぱ組.inc

清竜人が結婚した未鈴ちゃんに対して提供した楽曲。未鈴ちゃんが全ての関係者とオタクにこれまでの感謝をストレートに伝えている。一人の人間が自分を肯定できるようになることはなんと尊いことだろう。

 

なんと!世界公認 引きこもり!/でんぱ組.inc

コロナ禍の逆風吹きすさぶ中、爆速でオタクの意見を取り入れながらリモートで作成された楽曲。楽曲作成プロセスが令和!って感じである。


でんぱ組.inc テレワークMV「なんと!世界公認 引きこもり!」

週刊少年少女アイドル/虹のコンキスタドール

サックスがめちゃかっこいい。つーか、これも児玉雨子かよ!

 

最高傑作/MELLOW MELLOW

小西康陽によるリズミカルなサウンドにSENAちゃん主導のボーカルもマッチしている。シティ・ポップ再流行の波に乗っかれるかな?


MELLOW MELLOW「最高傑作」Music Video

  

総括

今年は、ライブに参加する機会が少なかったので、去年のように「ライブでの思い入れ」みたいなものが排除されて楽曲を客観的に見れた気がする。まぁそれでもやっぱりオサカナとかはめちゃくちゃ思い入れあるけどね。

メジャー部門ではエビ中が1位を守るか、オサカナが有終の美を飾れるか、というところだろうか。また、メジャー部門にフィロのスが登場することになったが、楽曲派オタクは人で選り好みするところがあるので、宮野・ヤマモト無き楽曲がどれだけ上位に来るだろうか。

 

このエントリの楽曲をSpotifyプレイリストにまとめました↓

 

インディーズ部門の投票結果はこちら。

idol-consideration.hatenablog.com

 

アルバム部門・推し箱部門の投票結果はこちら。

idol-consideration.hatenablog.com