最後はアルバム部門と推し箱部門。
メジャー部門、インディーズ部門の投票結果はこちら。
アイドル楽曲大賞2022に投票した(メジャー部門) - とあるKSDDのアイドル考察録
アイドル楽曲大賞2022に投票した(インディーズ部門) - とあるKSDDのアイドル考察録
昨年の振り返り
【アルバム部門】
1位『青春群像』 タイトル未定 419.5pts. 158票
2位『synchronism』 Ringwanderung 418pts. 196票
3位『セカデパ!』 クマリデパート 255.5pts. 125票
去年は、僕が全くチェックしていなかったタイトル未定が1位という衝撃。彗星のように現れた鍵盤ロックの旗手リンワンが2位、魅力を詰め込んだクマリが3位。僕自身は、リリスク1位、リンワン2位、ヤナミュー3位で投票。
【推し箱部門】
1位 タイトル未定 62票
2位 ukka 40票
3位 私立恵比寿中学 39票
ukka、エビ中が上位に来るのは特に驚きはないが、タイトル未定が1位で驚いた。え、タイトル未定ってそんなにキてるの⁉と思っていたが確かに今年の大躍進を見ると納得。
idol-consideration.hatenablog.com
投票結果
1位 『ノクターナル』 / 東京女子流(3.0pts)
東京女子流が7年ぶりに満を持して発売したフルアルバム。元祖楽曲派アイドルの名に恥じない名盤だ!シティポップを軸に据えて、お洒落な音楽ジャンルを上品に歌いこなせる女子流ちゃん、さすがの一言。やはり軸となる「Viva La 恋心」、「コーナーカット・メモリーズ」が強い。
2位 『THE YEAR』 / situasion(2.0pts)
今年situasionにハマったのはこのアルバムがあったからだ。楽しさ、ダークさ、エモさ、クレイジーさ…このアルバムにはsituasionのすべての魅力が詰まっている。アルバムを聞き終わるころにはすっかりシチュの虜だ。キラーチューン「正せよ状況」でグッと惹きつけられる。
3位 『REFLEX』 / SANDAL TELEPHONE(1.0pts)
SANDAL TELEPHONEがついに出した1stフルアルバム!ダンスナンバー「恋の魔法使いにはなれない」、ストリングスが特徴的な「Silent」などの新しく強い楽曲に負けないメンバーのパフォーマンス向上が著しく、素晴らしいアルバムに仕上がった。
選外
『主演』/ fishbowl
デビュー後1年間でfishbowlが出した数々の名曲がギュッと詰まった1枚。シンプルにヤマモトショウ楽曲が強すぎる!ゲストボーカルに同じ曲を歌わせる「客演」のアイデアも面白い。昨年の楽曲大賞4位に輝いた「深海」が圧倒的な存在感。
『九祭』/ ばってん少女隊
九州各県をテーマにした色んなテイストの楽曲が詰まったばっしょーにしかできないコンセプト・アルバム。前アルバム「ふぁん」も素晴らしかったが、さらに楽曲の幅が広がった印象。「和・華・蘭」の怪しげな雰囲気、「さがしもの」のアイリッシュサウンドが好き。
『L.S.』/ lyrical school
今年2期が終わったlyrical schoolによるラスト・アルバム。アイドル・ラップというよりはJapanese HIP HOPの王道を行くコンポーザーたちによる名曲をリリスクちゃんたちが彼女達らしさを発揮しながら乗りこなす、まさに集大成と言っていい1枚。終盤の「Wings」、「NIGHT FLIGHT」、「LAST SCENE」の流れは素晴らしい。
『ne temo same temo』/ NaNoMoRaL
全編を通して、NaNoMoRaLの人間愛に溢れた1枚。このアルバムで、ギターを打ち込みから生音に変えたとのこと。冒頭の「あいをうたえば」で強烈に引き込まれる。全曲再現ライブとかやっても、めちゃめちゃ盛り上がりそうな構成。
『candlelight』/ tipToe.
2期tipToe.ここにあり、と堂々と宣言する1枚。青春Rock「ユナイト」、インディーズ楽曲部門で投票した「さくら草の咲く頃に」、多幸感あふれる2期版の「夢日和」こと「ホワイトピース」で締める終盤の流れは最高。
『折々』/ 開歌-かいか-
開歌の魅力を詰め込んだ1枚。爽やかに希望を歌う「だれかに会えるなら」で始めて、自身の存在を高らかに歌う「燦然-さんぜん-」で締める時点で名盤確定だ!タイプの異なる各メンバーのプロデュース曲も良い。
『私立恵比寿中学』/ 私立恵比寿中学
私立恵比寿中学がメジャーデビュー10周年に放ったセルフタイトル・アルバム。新メンバーによるフレッシュさを増しつつも、多様なタイプの楽曲を見事に歌いこなす。ただ、エビ中のセルフタイトルアルバムはアイドル業界どころか音楽業界に名を轟かせる1枚になってほしかったが、そこまでではないかな…
推し箱部門
一番現場に行っているアイドルは別かもしれないが、やっぱりエビ中だ。歌とダンスの大エース・柏木ひなた卒業、2年連続の新メンバー加入、と状況は変わり続けているが、僕はきっとこのグループがずっと好きなんだろうなぁ。
総括
アルバム部門こそ百花繚乱。3枚に選べって厳しすぎる!どこが来るのか全然わからない…『ノクターナル』が強いんじゃないかと思うが、『主演』、『九祭』も相当いい位置につけてきそう。結果発表が楽しみだ!