続いて、インディーズ部門。
メジャー部門・アルバム部門の投票結果はこちら。
アイドル楽曲大賞2022に投票した(メジャー部門) - とあるKSDDのアイドル考察録
アイドル楽曲大賞2022に投票した(アルバム・推し箱部門) - とあるKSDDのアイドル考察録
- 昨年の振り返り
- 投票結果
- 選外
- 第三部 秘色の夜明け / situasion
- ユーグレナはわかんない / 美味しい曖昧
- Last Summer Daydream / Ringwanderung
- きらめき、いま、見えるでしょ? / リルネード
- TUNED! / さよならステイチューン
- Headphone Lover / WT☆Egret
- メインアクター / Task have Fun
- 恋の魔法使いにはなれない / SANDAL TELEPHONE
- YOIMIYA / ばってん少女隊
- だれかに会えるなら / 開歌-かいか-
- わたしの一番かわいいところ / FRUITS ZIPPER
- 幸せハッシン!フロムキッチン / クマリデパート
- ブリリアント帰り道 / きのホ。
- サーチライト / スパンコールグッドタイムズ
- 総括
昨年の振り返り
2021年の結果は以下の通り。
1位 わたし、恋始めたってよ! ばってん少女隊 363.5pts. 157票
2位 限界無限大ケン% クマリデパート 262pts. 111票
3位 WINGS ukka 214.5pts. 93票
4位 深海 fishbowl 204pts. 92票
5位 水硝子 RYUTist 194pts. 90票
昨年上位のグループの勢いがすごい!もともと楽曲は良かったが、Oisa以降のばっしょーちゃんの勢いが止まらない。クマリは遂に武道館公演を決めるまでになった。ukkaはテイチクからメジャーデビュー、fishbowlもTIFで特集されたり快進撃を続ける。RYUTistはどんどん尖っていっている。僕自身はクマリとfishbowlに投票。
idol-consideration.hatenablog.com
投票結果
1位 燦然-さんぜん- / 開歌-かいか-(3.0pts)
タカハシヒョウリさんが発注も受けてないのに情熱だけで書ききった開歌の名曲!メンバーの卒業を繰り返す中にあっても、「ここにいる理由なんか そんなの自分次第だ」と歌い上げるメンバーの姿はただただ美しい。
2位 さくら草の咲く頃に / tipToe.(2.5pts)
tipToe.2期が放った渾身の一曲!開始と同時にコロナ禍に突入して、もがき続けてきた彼女たちが、それを乗り越えて彼女たち自身の「物語」を紡ぐ姿に何度も涙した。
3位 last a way / NUANCE(2.0pts)
みおちゃん、推しのミサキサンの卒業に寄り添ったNUANCEの楽曲。清涼感のあるサウンドに乗せて、せつなく、愛おしくこの曲を歌い上げる様は心に焼き付いている。
4位 熱波 / fishbowl(1.5pts)
大注目のローカル楽曲派アイドルfishbowlが夏に向けて放ったフロアキラー!間奏からラストサビにつながるところの爆発力がすごい。体が自然と跳ねてしまう。
5位 エンドエンドロール / NaNoMoRaL(1.0pts)
雨宮さんのデモでは「にんげん」という曲名だったが、その名に恥じないすべての人間に送られるべきNaNoMoRaLの人間讃歌。ラスサビの「ああ 人間よ」は聞く人一人一人に訴えかけてくるよう。
選外
第三部 秘色の夜明け / situasion
今年まんまとハマってしまったsituasionによる怪曲。不穏なイントロを経て轟く低音!そして畳みかける四つ打ちサウンド!低音をバカみたいに響かせるライブハウスで聞くのが至高。
ユーグレナはわかんない / 美味しい曖昧
グループ名「美味しい曖昧」とひっかけて、「多様性」の素晴らしさを軽やかに歌い上げる1曲。「正統派、清純派、楽曲派」なんていうオタクが勝手に作った境界を越えて、今後飛躍しそうな雰囲気を感じる。
Last Summer Daydream / Ringwanderung
お馴染みの鍵盤サウンドと高速BPMに乗せて、メンバーの磨きをかけた歌唱力・表現力をいかんなく発揮するRingwanderungの魅力たっぷりの秀作。ライブではラスサビ前のみょんちゃんの魂の歌唱がアツい。
きらめき、いま、見えるでしょ? / リルネード
今年惜しまれながら解散したリルネードのラストシングル。浅野さんの王道サウンドに乗せられたMICOさんの歌詞はまさにきらめいているよう。オタクだけでなく、同業のアイドルや関係者にも愛された素晴らしいグループだった。
TUNED! / さよならステイチューン
さよならステイチューンのアルバムリードトラック。イントロの時点で宮野弦士節が全開で大好き。ONIGAWARAによるバカみたいな夏曲「エブリデイ夏」も最高。
Headphone Lover / WT☆Egret
姫路が生んだ突然変異、WT☆Egretによる秀作。複雑なリズムと跳ねるような鍵盤サウンドに一切引けを取らないメンバーの声と歌唱が素晴らしい。姫路って別に音楽都市でも何でもないと思うのだが、なぜこんな楽曲派アイドルが生まれたのだろうか?
メインアクター / Task have Fun
1回聞くとみんなノっちゃうTask have Funの快作。ファンキーなブラスサウンドに乗せて、可愛い女の子が楽しい振付で踊ってるのを見て、楽しくないわけないのだ。
恋の魔法使いにはなれない / SANDAL TELEPHONE
アルバム部門で投票したSANDAL TELEPHONE「REFLEX」のリードトラックでもあるダンスナンバー。パフォーマンスに磨きをかけた3人のダンスは素晴らしく、見てるこっちも踊りだしてしまう。360°Reality Audioの技術で作られたMVも面白い。
YOIMIYA / ばってん少女隊
すっかり楽曲派の雄となったばってん少女隊が水曜日のカンパネラ・ケンモチヒデフミと組んで放った和・ディスコナンバー。Oisa然りばっしょーちゃんは「和」の組み合わせ方が秀逸だ。
だれかに会えるなら / 開歌-かいか-
穏やかな気持ちになれる開歌の佳作。すごく幸せな気持ちになって、何故か泣きそうになる。これこそがアイドルに求めるもの。MVを見ると「皆どんどん綺麗になっちゃって…」と親戚のおじさんの気持ちにもなれる。
わたしの一番かわいいところ / FRUITS ZIPPER
FRUITS ZIPPERのTik Tokで大バズ曲。「ねえねえねえ」で惹きつけて始まるキャッチーな2段構成のサビと「わたしの一番かわいいところに気付いてる君が一番すごいよ」というパンチラインは最高。パフォーマンスも今年デビューとは思えない程に高い。
幸せハッシン!フロムキッチン / クマリデパート
作詞に平野レミを迎え、その起用がドンピシャにハマったクマリデパートの1曲。どんな曲が来るのかと思っていたら、冒頭の「にんにく叩き潰す」で噴き出した。こんなの世界で平野レミにしか書けないだろ…
ブリリアント帰り道 / きのホ。
快進撃を続けるきのホ。の同名のセカンドアルバムのリードトラック。きのホ。のことをそんなに知ってるわけでもないが、この楽曲の持つ雰囲気は一番きのホ。を象徴しているように思う。TIFのスカイステージで見てなんか泣きそうになった。
サーチライト / スパンコールグッドタイムズ
今年デビューしたスパンコールグッドタイムズによる楽曲。間奏のベースソロからのブレイク、シンセソロ、ギターソロの流れ最高では?ちょっと気になっているが、今年は見る機会がなかったので来年どっかで見たい。
総括
いやーやっぱりインディーズは絞るのが難しいな…2020年、2021年に対して今年はいよいよアイドル現場もコロナ前の状況に近づいてきた気がする。それに伴い、もともと好きだったグループ、音源きっかけで徐々に好きになっていったグループ、現場で気になったグループが一斉にいい曲をリリースしてしまった。
ばっしょー擁するスタダ勢、クマリ・タスクらへんの古豪、シチュ・ヌュ・リンワン・ダルフォン・曖昧・ティップらへんのエクストロメ系、fishibowl・タイトル未定・きのホ。・WTらへんの地方勢、大バズのふるっぱー等々…大混戦だ。これだから地下アイドルは面白い。
このエントリの楽曲をまとめたプレイリスト↓