続いて、インディーズ部門。
昨年の振り返り
昨年の結果は以下の通り。
- 恋、いちばんめ/ukka 465pts. 200票
- ネコちゃんになっちゃうよ～/クマリデパート 339.5pts. 161票
- もうわたしを好きになってる君へ/リルネード 228pts. 107票
- OiSa/ばってん少女隊 180.5pts. 79票
- ALIVE/RYUTist 179.5pts. 81票
メジャーでもエビ中、とき宣がベスト5にランクインしていたが、インディーズでもukka・ばっしょーと、スタダアイドルの強さが光る。また、ヤマモトショウ手がけるリルネード楽曲や大曲「ALIVE」という楽曲派ラインナップに怪EDM「ネコちゃんになっちゃうよ～」が食い込んでくるのがアイドル楽曲大賞の面白いところ。
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投票結果
1位 限界無限大ケン％ / クマリデパート（3.0pts）
代表曲「シャダーイクン」と同じくサクライケンタ×玉屋2060%による新キラーチューン。サクライケンタ感あふれる難解なリズムのイントロは今年「削除」されたブクガから魂を受け継いだように感じてグッとくる。
2位 深海 / fishbowl（2.5pts）
楽曲派最注目のキーマン、ヤマモトショウがプロデュースするfishbowlのデビュー曲。耳に残るメロディ、心地よくも印象的なアレンジ、女の子の気持ちを海に例えた歌詞のいずれも一級品。執拗に繰り返されるサビの入りの「明日」が良い。
3位 SYSTEMATIC / サンダルテレフォン（2.0pts）
ダルフォンによるニュージャックスウィング歌謡。90年代を彷彿とさせるサウンドや小町まいの最後の吐息まで含めてグループの魅力を凝縮した一曲。サビ入りの上昇音階が秀逸。
4位 燃える火曜日 / Ringwanderung（1.5pts）
今年ハマっちゃったリンワンのアルバム収録曲。グループを象徴するエレピのサウンドが冒頭から動きまくっていて心地よい。頻発される「ね」が耳に残る。
5位 ノーティノーティ / なにぬねるん?（1.0pts）
ゆるめるモ！のメンバー、なに、ねるんによるユニット曲。なんだかUFOとかYATWあたりの初期モ！を彷彿とさせる雰囲気が好き。蒲田で撮られたMVも良い。
選外
フォークソング/リルネード
BPMは早くてナンボのアイドル業界にスローテンポで殴り込む秀作。2番Aメロで音数を減らしてメンバーの声を際立たせるところが好き。「フォーク」は実は食器のことらしいが、ショウさん作詞曲はモチーフが良い。
観月京/きのホ。
うすた京介プロデュースのきのホ。デビュー曲。鴨川デルタで始まるMVは思い出補正がかかって京都出身の僕にはブッ刺さる。2番Aメロの地名を織り込んだ歌詞も印象的。来年はライブ見に行こう。
ぱーれぇ～/アップアップガールズ（２）
軽快なビートに乗せて繰り返される「Show my parade」が耳に残る。こういう横ノリできる楽曲は好き。
ミッドナイトドライブ/Devil ANTHEM.
この1.2年で急に伸びてきたデビアンが放つフルアルバムのリードトラック。四つ打ちサウンドにブラスが乗っかり、跳ねるようにサビに突入していく構成は気持ちがいい。
ちきゅらぶレイディオ/クマリデパート
「極LOVE浄土」に続く、ダンスマン編曲の楽曲。こういう楽曲がかかってミラーボールが回り始めたときのライブの高揚感は何物にも代えがたいのがある。さおてゃんの「てやんでい」は可愛すぎる。
Secret Summer/開歌
色んな楽曲に挑戦する開歌がこの楽曲で選んだのはラップだ。メンバーの一人一人の特徴をつかんだLyricもよい。眞歩ちゃんが跳ねるように歌いだす「beatで作る空間に」がとても良い。
水硝子/RYUTist
音楽業界大注目の君島大空による意欲作。いい意味で癖のないRYUTistの歌声が複雑なサウンドに絶妙なバランスで乗っている。クリアヴァイナルも買ったが見た目もオシャレ。
わたし、恋始めたってよ！/ばってん少女隊
Oisaで絶大なインパクトを与えたばっしょーちゃんが再び放った中毒ソング。Aメロもサビも曖昧な展開のトラックに外国語のような浮遊感のあるボーカルが乗って、不思議な世界観が展開される。
抱えきれないわ/SAKA-SAMA
寿々木ここね・朝倉みずほの歌声の魅力が爆発している。3分に満たない短い曲だが、聴き入ってしまい、なんだか泣きそうになっちゃう。
総括
今年のインディーズシーンはクマリ、デビアン辺りが勢いそのままステージに貫録を増してきた印象。ケン%は得票も集中するから上位は堅そう。そして、そこに新しく頭角を現したのが、リンワンと美味しい曖昧にリルネードって感じか。fishbowlやきのホ。なんかの地方勢もアツい。
このエントリの楽曲をまとめたプレイリスト↓
メジャー部門の投票結果はこちら
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アルバム部門・推し箱部門の投票結果はこちら
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