先日、僕の推しである私立恵比寿中学・安本彩花さんが悪性リンパ腫に罹患したことを公表した。
先日お医者さんから診断を受け
悪性リンパ腫だということがわかりました。
メンバーブログが更新された旨の公式のツイートから何の気なしにリンクに飛び、最初の一文を読んで頭を殴られたようなショックを受けた。なぜエビ中にばかり、こんな辛いことが起こってしまうのか。。。
今回の休養に至るまで
安本さんについては約1年前の2019年10月に「心身ともに不安定な状態にある」ことを理由に長期休養することが発表され、当時もショックを受けた。
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しかし、その後、そう長い期間を空けずに安本さんはライブ以外の活動に徐々に復帰し始めた。ブログは定期的に上げていたし、武道館でのライブ映像のYouTube配信&コメンタリー企画や、ぽーちゃんの20歳誕生日祝いなどには参加しており、ファンに元気な顔を見せてくれていた。
そんな安本さんが遂にライブパフォーマンスに復帰したのが「オンラインやついフェス」だった。この日、初めてエビ中フルメンバーでパフォーマンスされたジャンプを聴いて僕は涙した。
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その後、「秋麗と轡虫と音楽のこだま 題して『ちゅうおん』2020」にて、僕は安本さんの姿を生で見ることができた。ソロでのきのこ帝国のカバーを披露したり、安本さんは元気そうに見えた。また、10月には「歌って踊って歌謡show安安」と題して生誕ライブも行われた。これから元気にパフォーマンスする姿を沢山見せてくれると思っていた。
そんな矢先にこのニュースである。正直打ちのめされた。なんで、、、と思った。悪性リンパ腫といえば、血液の癌だ。がん生存率が向上しており、がんが「不治の病」というのは過去の話だ、というのは頭では理解しているが、なぜ安本さんが悪性リンパ腫なんだ…と思わざるをえなかった。特に休養明けの安本さんは表現者としての才能を開花させており、体調の悪さを感じることは特になかった*1。
表現者としての活躍
安本さんは以前は「エビ中のボーカロイド」と言われるような正確なピッチと、無機質な歌い方が特徴的な子だった。…言葉を選ばずに言うと表現力に乏しい歌い方だった。
しかし、安本さんはエビ中の活動を経て「表現者」としての才能を開花させた。数年前からはアドリブでの表現力が求められる、フェイクを担当するようになった。そしてDTMも始め、生誕祭では彼女自身が作った音源も聞かせてくれていた。今年の生誕でも自作の楽曲が披露された。
そんな風に真摯に音楽と向き合い続けてきた安本さんの表現力がいかんなく発揮されたのが今年の生誕ライブで行われたアカペラver.でのジャンプだ。
これは心臓のドラマだ。
安本さんの表現力の向上は業界関係者も認めるところだった。安本さんは先日関ジャムで発表された、「令和のアイドル界 スゴいボーカリスト」に選出され、ヒャダインにはこのように評された*2。
最近は感情表現もスゴい。魂に訴えかけるような切実な歌声と母性を感じるような優しい歌声のハイブリッド
ブログに綴られた思い
そんな中で、こんな病気に罹患してしまった安本さんの思いはどういうものだったのだろうか。ブログにはその思いが綴られていた。
私、もう待っていてくださいとは言えません。ファンの皆さんにはたくさん待たせてしまったし、みんなの立場だったら…って考えると私でも辛いなーって思うもん。😅
だから、「待ってて」 なんて言わないよ。
皆さんの事を考えるとそんな事も思ってしまいます。
安本さんは優しさにあふれている人だ。自分が大変な状況でも、オタクのことを考えてしまい、上述のようなブログを書いちゃう人だ。本当にその健気さに泣きそうになった。そんなオタクのこと気にしなくていいんだよ・・
また、安本さんは数々の困難な出来事を乗り越えてきた強い人だ。力強い言葉も綴られていた。
どんな言葉を並べたらいいのか少し難しいんだけど
とにかく私は、明るい未来の為に前向きに病気と闘います!!!
へこたれたって何度も立ち上がってきた私だから大丈夫です👍😊
しかし、安本さんの強さは「何があっても動じない強さ」では決してない。むしろその繊細さ故、困難が起こるとめちゃめちゃ動じてしまう。そして、悩み、苦しみ、周りの人に支えられながら、少しずつ立ち直ってくるタイプだ。安本さんが今どのような思いで闘病生活を送っているかは僕にはわからない。ただ、安本さんの回復を祈ることしかできない。
最後に
安本さんにどういう言葉を贈るのが適切なのか、僕には正解がわからない。ただ、上記のブログにはこのようにも綴られていた。
もし、エビ中に帰える日まで見守ってくださるファンの方がいてくれたら
応援してもらえたらやっぱり嬉しいかな😊
だったら、僕は安本さんがエビ中に帰る日をやっぱり待っていたい。
安本さん大好きです。
これまでもこれからもずっと応援しています。
いつか元気な姿を見せてくれることを信じています!!!
タイトルは「スーパーヒーロー/安本彩花」より