とあるKSDDのアイドル考察録

アイドルオタク歴10年くらいのKSDDがアイドルに関して色々考えてみます

何回だって転んでもいいんです ~おかえり安本彩花さん~

僕の推しである私立恵比寿中学安本彩花さんが、オンラインやついフェスティバルにて、遂にライブに復帰した。

 

 

これまでの経緯

安本さんは昨年10月から「心身ともに不安定な状態にある」ため、長期休養に入っていた。その後、春に行われるツアーで復帰するというニュースが流れたが、コロナ禍で春ツアーは延期を余儀なくされた。それに伴い、安本さんのライブ復帰も遠ざかってしまった。

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一方で、安本さんはライブ以外の活動には既に復帰を始めていた。ブログは定期的に上げていたし、武道館でのライブ映像のYouTube配信&コメンタリー企画や、ぽーちゃんの20歳誕生日祝いなどには参加しており、ファンに元気な顔を見せてくれていた*1。そして、僕は安本さんの復帰を嬉しく感じていたが、同時に「早くライブで歌う安本さんが見たい」という気持ちを強く持っていた。

 

やついフェス感想

そんな中で行われた今回のオンラインやついフェスは非常に楽しみにしていたが、エビ中開始時刻にニコ動に接続すると、無慈悲に「満室です」の表示が。。。祈るような思いでF5を連打して更新を続けると、幸運にも2,3分で入室できた。この後、特に通信が乱れることもなく視聴することができた。これは幸運…

 

1曲目はFamily Complex岡崎体育による名曲だ。安本さんが歌い上げる歌詞がグッとくる*2。僕は「ここにいる」、エビ中にいる安本さんが好きなんだ。待っていたんだ。本当に嬉しい気持ちになった。

ここにいる時の私はいつもよりちょっぴり強いんだよ

 

2曲目は元気しかない!だ。鈍いオタクの僕はここでやっと気づいたのだが、そういえば、美怜ちゃんのお立ち台がない!ということは美怜ちゃんもフルパフォーマンスか!?美怜ちゃんの怪我以来、約1年半ぶりとなる完全体のエビ中じゃないか。そう考えると、ただ底抜けに明るいこの曲も感慨深く感じられる。

 

我慢していたのだが、4曲目のシンガロン・シンガソンで思わず泣いてしまった。この曲は6人のエビ中になって最初にパフォーマンスした曲だ。ぁぃぁぃ卒業の翌日、鬼気迫るパフォーマンスを見せつけた6人のエビ中のプライドの曲だ。落ちサビの安本さんの歌詞が胸に刺さり、思わず涙がこぼれた。エビ中は何度も逆境にさらされ、それを乗り越えてきたグループだ。表情は見えなかったが、泣いているようにも見えた。

何回だって転んでもいいんです
ギャンギャンギャンと泣くことも大事です

 

そして最後、7曲目にパフォーマンスされたのがジャンプだ。安本さんが不在のために、これまで完全な形でパフォーマンスされることはなかった曲だ。安本さんが任されたパートは、語りかけるような長尺ソロパート、1サビの頭、そして「今だ!」というシャウト。ぶっちゃけ安本フィーチャー曲である。

この曲は12月に発売されたアルバムplaylistのリード曲でもあるため、推され曲として度々5人でパフォーマンスされてきた。5人のパフォーマンスは十分に安定感があり、これまで安本不在による「物足りなさ」を感じることは、あまりなかった。


ジャンプ Live at バンドのみんなと大学芸会2019エビ中のフルバッテリー・サラウンド

しかし、それでも僕は待ち続けていた。安本さんが加わった6人のジャンプを。曲が始まった瞬間、全身に鳥肌が立った*3。安本さんは情感たっぷりに自らのパートを歌い上げる。そして、メンバーの後ろから現れ、叫ぶ。

今だ!

この曲はやっと完成した。自然と涙が流れた。 

ジャンプ

ジャンプ

  • provided courtesy of iTunes

 

セトリはこちら。 

SE. ebiture
M1. Family Complex
M2. 元気しかない!
M3. 仮契約のシンデレラ
M4. シンガロン・シンガソン
M5. YELL
M6. ポップコーントーン
M7. ジャンプ

 

エビ中が示したもの

このセトリは、安本さん復帰というだけでなく、コロナ禍に喘ぐ世界に対するエビ中なりのアンサーのようにも感じられた。僕はいくつもアイドルの配信ライブを見てきたが、その大半に物足りなさを感じていた。正直、配信ライブで感動することはないだろう、と諦めてさえ、いた。

しかし、今日のエビ中に僕は感動した。このわずか40分の配信動画にすごく元気をもらった。嬉しい気持ちになった。

時間や空間を超越して、アイドルは僕たちに元気をくれる。そんなシンプルな話を、今日エビ中は証明してくれた。それを示すような元気を与えてくれる、アツいセトリだった。安本さんはこのライブに向けてこう語っていた。

エビ中の力だったら、画面越しでも最大のパワーを伝えることができるって、思っているので、自信をもってやれたらな、って思っています

最後に

安本さん、おかえり!

ライブで会える日を楽しみにしています。

 

 

 

 

 

タイトルは「シンガロン・シンガソン/私立恵比寿中学」より 

*1:ぽーちゃん誕生日祝いは、寝てたせいで遅れたが

*2:これってひなたパートではなかったっけ?もしかして、今日のために組み替えた?

*3:やるだろうな、とは思っていたのだが