トピック「楽曲大賞」について
(書くと結構長くなってしまったので、メジャー楽曲部門、インディーズ楽曲部門、アルバム&推し箱部門の3回に分けて投稿することにした)
今年もアイドル楽曲大賞の時期がやってきた。
詳しい音楽知識を持っているわけではないので少しおこがましい気もするが、自称楽曲派の自分にとって、このイベントはやっぱり楽しみだ。
また、実は今年が初めての投票だ(去年は投票しようと思っていたら投票期間が終わっていた)。
投票の前に去年・一昨年の楽曲大賞を振り返ってみよう。
2016年メジャー1位 サイレントマジョリティー/欅坂46
2015年メジャー1位 ねぇバーディア/Negicco
うーん、やはり名曲!
2016年1位のサイマジョは言うまでもなく欅坂46の名を一躍とどろかせたキラーチューンだ。しかも、この年は、欅坂が楽曲大賞の1・3・6位にランクインしてくるという圧倒的な楽曲力(?)を見せつけた。
2015年1位のねぇバーディアもレキシ・池田貴史が作ったポップさがあふれる名曲。この年の楽曲大賞は1・2位がNegicco、アルバム部門・推し箱部門も1位という三冠を達成している。
翻って、今年はどうだろう。勢いがあるのは、去年2位で最近Mステ出演を果たして横アリのワンマンも決めたBiSHあたりだろうか。まだまだアイドル業界は面白い。
さて、前置きが長くなってしまったが、私の今年の投票は以下の通りだ。
1位 なないろ/私立恵比寿中学 3点
メンバー松野莉奈の死後にレキシ・池田貴史が作った、7人のエビ中の再スタートの曲。池ちゃんは曲の作成時には、上述の「バーディア超え」を依頼されたそうだ。もちろん、りななんへ贈られた曲なんだろうけど、悲しさを感じさせない清涼感のある歌詞とキラキラした王道のメロディーは純粋に素晴らしい。楽曲の背景にある文脈を抜きにしても光り輝く名曲だ。バーディア超えのコンセプトの通り、1位に推したい。下に載せた最初のパフォーマンス時の動画を見た時は、感極まって駅で泣いてしまった。ザ・不審者だ。
私立恵比寿中学 「なないろ」live at 八王子オリンパスホール 20170422
2位 faithlessness/Maison book girl 2.5点
個人的に今年知ってすごく面白いと思ったアイドルはブクガとフィロのス(フィロのスは次の記事で書く)。そして、そのブクガを象徴するこの曲を2位にした。サビの延々と続く繰り返しを飽きさせないサクライケンタの手腕は凄い。新曲ではAIに歌詞を書かせたり、面白い試みに取り組み続けるグループの一つだ。
Maison book girl / faithlessness / MV
3位 感情電車/私立恵比寿中学
深い傷を負ったエビ中に寄り添う歌詞もメロディーも優しさに溢れた曲。たむらぱんがこれまでにエビ中に提供した曲は、「大人はわかってくれない」「誘惑したいや」「なちゅめろランデブー」など、名曲揃いだ。しかも、その時々にエビ中に最も必要だと思われる要素を織り込んでくれる。この曲を聞くと、ぽーちゃんの成長にしみじみしてしまう。また、この曲はエビクラシーツアーファイナルで特別な意味を持つことになった。
sora tob sakanaのプロデューサー照井順政さんが作曲した曲。サウンドは照井節炸裂だが、真山の歌いだしでオサカナとの違いが際立つ。エビ中くらいパフォーマンスが完成されたグループが色んな種類の楽曲に挑戦していくのは最高にワクワクする。エビ中には色んな楽曲に挑戦してほしいし、照井さんも色んなアイドルに楽曲提供してほしい。
5位 veranda/Maison book girl
今年のイチオシ、ブクガからもう一曲選ぼうかと思ったが、今考えたらやっぱりroomsにしておけばよかった。が、この曲のサウンドも最高。タンタンタン、とクラップする所の一瞬の緊張感が心地いい。
Maison book girl 「veranda」LIVE @2017,05,09「Solitude HOTEL3F」@AKASAKA BLITZ
5位まで投票して気づいたが、楽曲派だとか言ってるが、結局自分の推しグループに投票してるだけなのだ。まぁアイドルオタクなんてそんなものだ。
投票したものが少しでも上位にランクインしてくれると嬉しい。
次回はインディーズ編。