とあるKSDDのアイドル考察録

アイドルオタク9年目のKSDDがアイドルに関して色々考えてみます

俺のTIF2022

2020年はオンライン、2021年は秋開催となったTIFだったが今年は3年ぶりの夏開催だ。去年はコロナ禍での開催ということもあり非常に不満の残る体験だったが、こちとら2016年からフル参加しているのだ。こうなりゃ意地だ、ということで3日間通し参加してきた。

 

 

 

基本情報

動員数など

今年のTIFは例年通り8月1週目の金・土・日の3日間で開催された。出演アイドルは230組1319名。観客数は3日間で3万人ということだ。出演アイドル数はコロナ前のTIFと同程度だが、観客数は8万人程度だったので半分以下の大幅減!現場で見た感じではそんなに少なかったか…?という印象だが、人と人の間がコロナ前と比べてぐっと広がったということに伴って、人数減をあまり感じなかったのだろうか。

今年のTIFは、残念ながら出演辞退となった方を含めラインナップされた出演アイドルが、総勢230組1319名。 お客様は3日間で約30,000人が来場し、オンラインでは約25,000人が参加。合計約55,000人の方々にTIFを楽しんで頂きました。

お知らせ詳細 | TOKYO IDOL FESTIVAL 2022

 

ステージ構成

そして今年のステージ数は、HOT STAGE(Zepp Diversity)、SMILE GARDEN、SKY STAGE、DOLL FACTORY、DREAM STAGE、ENJOY STADIUMの6ステージ*1。去年の4ステージから2ステージ増えてコロナ前の水準に戻ってきた感じ。

場所としては以前のフジテレビ本社屋横のDREAM STAGEや、FUJIYOKO STAGEがなくなったためよりコンパクトになって移動しやすい印象。一方でENJOY STADIUM、物販エリア、DREAM STAGEの移動は一方通行になっており、隣り合うDREAM STAGE→物販エリアへの移動はかなり遠回りをさせられてめんどくさかった。

昔のHOT STAGEがあっただだっ広いエリアにステージが3つ作られている一方、ガンダム前のFESTIVAL STAGEがなくなっており、SMILE GARDENにも無料エリアはない。そのため無料で見れる場所はない。この辺はコロナの関係もあるだろうが、本音は収益性追求のための無料エリア撲滅というところだろうか。

 

 

コロナ対策等のリスク管理

昨年のような厳格な位置指定システムなどはなかったが、各エリアの人数をある程度制限することで密になることを一定防いでいた印象だ。

各会場に入るときには検温と消毒を求められる*2。特典会エリアに入るには危険物チェック、カバンの中身チェックがあり、飲み物は一口飲まされたり、日焼け止めは塗らされたりする。

そして、TIF前後のコロナの感染状況だが…爆増だ!!!7月半ばからどんどん感染者が増加し、毎日数万人単位の感染者が発生*3。アイドルの中でも感染者が相次ぎ、BEYOOOOONDSなどが出演キャンセルとなった。ぶっちゃけTIF開催大丈夫か、、、と思っていたが意外にも大きなトラブルはなかった。

 

 

1日目・8月5日(金)

この日は、曇りで気温も低かった。数日前まで最高気温40℃近い猛暑日が続いていたので、熱中症なども懸念していたがホッとした。テレコムセンターで降り、11時前にリスバン交換を済ませ、DREAM STAGEに向かった。

 

タイトル未定(DREAM STAGE)

本当は最初から見ようと思っていたが、間に合わず途中から。着いたころはちょうど「夏のオレンジ」。TIFの開幕を告げるのにふさわしいさわやかな夏曲だ。嫌が応にも高まる気持ちを抑えられない。

 

Ringwanderung特典会

倫子さんに挨拶。メインステージ争奪頑張ってね、ということを伝える。ここまで来たらもうやりきるだけだ、負けても悔いはない、という頼もしい言葉!

 

アイドル歌会 TIF出張版

興味はあったもののなんだかんだ行けてなかったこのイベントに遂に参加。アイドルの参加者は江嶋綾恵梨さん(26時のマスカレイド)、大場はるかさん(ナナランド)、寺嶋由芙さんの3名。

特にいいな~と思った歌は「夏」をテーマにした江嶋さんのこの歌。こういう女の子しかわからない世界が垣間見える歌が好きだ。切ないような、ノスタルジックを感じるような、なんかこう胸がギュッとするよね。。。

日々日傘、飲む日焼け止め、サングラスなぜかサンダル模様の足先

ゆっふぃーがnoteにあげてた歌もよかった。

note.com

 

situasion(DREAM STAGE)

前回、山中湖に行った時のシチュはぶっちゃけイマイチだったので、夏フェスとシチュってあんまり合わないのかな~とか考えていたがいやいやそんなことは全然ない!!この日のシチュのパフォーマンスはキレキレ!「Japanese Horro Story」で始まるのブチあがる・・・!!

 

タイトル未定(SMILE GARDEN)

タイトル未定がこのTIFにかけてる想いというのはこのステージからもよく伝わってきた。特に素晴らしかったのは代表曲「鼓動」。蝉の声が聞こえるSMILE GARDENに静かに、しかし、確実に鳴り響くクラップは彼女たちの爆発しようとしているエネルギーを感じさせるものだった。

 

Ringwanderung(SMILE GARDEN)

昼飯をコンビニで食って*4から、リンワンのスマイルガーデン!縦一列に並んで倫子さんを先頭にして始まったのは…「waving」だ。「燃える火曜日」「ユレ↑ル↓ナ→」「パルス」とハイテンポな楽曲で畳みかけ、ラストは代表曲の一つ「ササル」!リンワンの代表曲を詰め込んだ、地力を見せるステージングだった。

 

CROWN POP(SMILE GARDEN)

スタダらしくてよかった。と思うが、なんかあまり印象がない・・・この3日間いろいろ詰め込みすぎた。

 

situasion特典会

推しを決めるまでsituasionのメンバー一人ずつ順番に回っている。この日は杏優さん。

 

Task have Fun(HOT STAGE)

結構久しぶりに見るタスク!今年の新曲「メインアクター」がめっちゃ良い・・・!!そして衣装がかわいい。あと、僕はやっぱり今日花ちゃんの顔が好きだな、と思った。

 

Devil ANTHEM.(HOT STAGE)

次のリンワンを見るために途中で出たが、1曲目に好きな曲「ミッドナイト・ドライブ」をやってくれてうれしい。跳ねるようなサウンドが楽しい!改めて思ったが結構歌うまいな。

 

Ringwanderung(DREAM STAGE)

本日2回目のリンワン。「夜彩」で軽快に、「River」でカッコよく、「La La」で楽しそうに多彩な表情を見せる。肩は十分にあったまっている*5。残すは最後のメインステージ争奪戦だ。

 

東京女子流(DREAM STAGE)

女子流はたま~にフェスで見る程度。今回もそういう軽い気持ちでタイテに組み込んだだけで、途中で抜けてCYNHNに回そうと思っていた。しかし、3曲目「コーナーカット・メモリーズ」。なんだこれ…かっこよすぎるぞ!!僕は一歩も動けず、最後までステージに釘付けだった。新譜買わなきゃ・・・!!!

 

CYNHN(SMILE GARDEN)

女子流のせいで動けなかったわけだが、スマイルガーデンの音漏れは結構遠くまで聞こえるので、1曲目が新曲「キリグニア」だと分かった。一目でも見たかったので一生懸命走ったが間に合わず…ああ走ったのに、と思ったら2曲目は「水生」だ!!!うおおお!!!爆沸き!!!

そして、新メン・元フルポケの広瀬さんを初めて見たが馴染みすぎじゃない??ずっと前からいるだろ!

 

CYNHN(ENJOY STADIUM)

すぐ移動してまたCYNHN。「氷菓」でクールに決めて「インディゴに沈む」でアツく叫び、「アンサンぶる」で弾けて締めるセトリ最高!!一方でなんか客が少なくて寂しいな…という気持ちもある。Zeppソールドさせる力はあるのでアイドル界隈以外のファンが多いってことなのかな?

 

メインステージ争奪バトル(DOLL FACTORY)

そして、メインステージ争奪バトルに向かったら、とっくに整理番号呼び終わっとる!確かにメールには集合時間が書いてあったが、完全に見落としていた。なんとか無事に入れたが、ちゃんとメールは読まなきゃいけない…反省。

出場アイドルはタイトル未定、パラディーク、INUWASI、Ringwanderungで各10分のパフォーマンス時間が与えられる。正直時間が短すぎて不満…最低でも25分は欲しい。。。ルールは4つの部門の各投票でポイントが与えられ、その合計で争われる。壁紙DL、楽天チケット事前投票、オンライン投票の3部門については1位から4位まで決めて、順位に応じて定められた点数が入る。そして重要なのが会場票だ。観客ごとに1位2pts、2位1ptsのコインが与えられ、それぞれを別のアイドルに投票する。

トップバッターはタイトル未定。各曲を削って10分の尺に収めるように3曲をパフォーマンス。「溺れる」で抒情的に歌い上げる表現力は素晴らしかったし、「夏のオレンジ」には王道アイドル夏ソングの楽しさがあった。そして、ラストを飾った「鼓動」。会場全体をクラップで巻き込んでサビで歌われる彼女たちの魂の歌。グループの魅力を余すところなく伝える素晴らしいステージだった。

届けたい唄があるから 心を言葉に

話したい未来を作ろう

好きには嘘つくなよ

2番手はパラディーク、3番手はINUWASI、どちらのグループも初見だ。INUWASIの曲かっこよかった気がするがあまり記憶がない。すみません…

そしてラストを飾るのはRingwanderung。聞きなじみのあるOvertureとともにみょんちゃんが入ってきて始まるクラップ。そして1曲目は「輪廻」だ!いい曲だが、リンワンの中の鉄板曲というわけではない。しかし、この日の「輪廻」の気合は一味違った。途中で倫子さんとみょんちゃんが歌いあうシーンがあるが、特にそこは鬼気迫るものがあった。

そして2曲目が始まった…響いてきたのは重厚なストリングスのサウンド。「fall into sky」だと!?5分を超えるこの曲が始まったということはリンワンはこの曲に賭けたということだ。「ササル」や「ユレルナ」のようなリンワンの代名詞ともいえる軽快な鍵盤ロックを封印して、敢えてこの曲を持ってきたのだ。。。まさかの選曲。隣にいたリンワンオタクもイントロを聞いて「ウオホッ!」みたいな声を発していた。

そしてそこからの5分間はただただ圧倒された。各々違った魅力的な声を持つ5人がサビでユニゾンに入り、アウトロで向かい合って歌うところで涙が出てきた。5人が歌に全力で向き合ったパワー。それは全てをぶっ飛ばす生身の「歌」の力だった。僕は迷いなく2ptsをリンワンに、1ptsをタイトル未定に投票した。

そして最終結果…勝利したのはタイトル未定!4部門全てで1位を取るという圧倒的な強さを見せつけた。反してリンワンは会場投票含め、大体の部門で4位という結果。会場投票は圧勝だろう、と思っていたので結構ショックを受けた。あれだけのパフォーマンスを見せつけたメンバーもそうだったのではないだろうか?しかし、倫子さんと陽凪ちゃんは毅然と「ありがとうございました!」と言ってステージを去っていった。僕はそれを見て今日の「fall into sky」を見れて良かったなぁ、そして、リンワンを推していて良かったなぁと強く思った。

そしてステージ終了後、タイトル未定のP、ついまさんが知り合いっぽいオタク達とガッチリ握手してから裏に消えた直後についまさんと会ったタイトル未定のメンバーの歓喜の声が聞こえてきた。そして、それに応えて自然と拍手が湧き上がった。改めて4組ともお疲れさまでした。そしてタイトル未定、おめでとう!!

 

ベストアクト

Ringwanderung「fall into sky」(DOLL FACTORY)とタイトル未定「鼓動」(SMILE GARDEN)が特に印象に残ったステージだった。特に前者は場所も時間も関係なく、ただただ歌の力に圧倒された。後者は蝉の声と緑の中というロケーション込みでの素晴らしいステージだった。

次点は東京女子流「コーナーカット・メモリーズ」。いいものを見た。リンワンの「夜彩」「waving」やアプガ2期の「ぱーれぇ~」なんかを書いてる、きなみうみさん作曲ということで要チェックだ。

 

2日目・8月6日(土)

2日目はtipから行くか~と思っていたが、相変わらずの遅刻癖で間に合わず…もう一生治らん。というわけでテレコムセンター駅からSMILE GARDENに向かう。

 

OCHA NORMA(SMILE GARDEN)

こういう機会がないと、なかなかハロプロ見ることもないので、ハロは積極的に入れていきたい。「恋のクラウチングスタート」、楽しくていい曲!あの「ゲッチュ!」はたまんないね。この日のSMILE GARDENは平日だった前日とも違ってグッと人も増えた印象。

 

真っ白なキャンバス(SMILE GARDEN)

白キャンみたいなピンチケ現場はあまり食指が動かないがたまたま見ることに。しかし、普通に楽曲いいな…?こういう発見もTIFならでは。

 

虹のコンキスタドール(SMILE GARDEN)

夏曲!夏曲!夏曲!三角形!っていう相変わらずバカみたいなセトリで最高だ!TIF来たら「トライアングル・ドリーマー」聴いて三角形踊るのはオタクの義務である。ハート作ってジャンプしたいが我慢。

 

つばきファクトリー(SKY STAGE)

ハロプロこういう機会でないと・・・ということで、今度はつばき。「涙のヒロイン降板劇」カッコええな。ハロプロにハマる女性が多い理由も何となくわかる。彼女達ステージ上でめちゃ凛としてるんだよなー。ちょっと宝塚的なカッコ良さがある。あと、それに加えてステージ外のギャップも良いのかもしれない。シンプルに楽曲もいい。

 

リルネード(SKY STAGE)

リルネをTIFで見れるのも最後。寂しいものだ。1曲目は「もうわたしを好きになってる君へ」。めちゃくちゃ可愛い新衣装着てこの曲やるのズルいわ…そして「夏のレコードが回りだす」「今夜、ロマンチック劇場で」で爽やかな風を吹かせて、最後は「王道的なLOVEソング」!スカイステージで見れてよかった。

 

わーすた(SKY STAGE)

わーすたからは何つーか、「あたし達がジャパニーズkawaiiアイドルだ!」という矜持を感じる。パフォーマンス力高い。表情もいい。そしてシンプルに顔が可愛い!!

 

ukka(SKY STAGE)

「灼熱とアイスクリーム」、「ニューフィクション」、「せつないや」の3曲。爽やかすぎる…浄化された。「ニューフィクション」の茜空さんのロングトーンが素晴らしかったね。そして衣装も美しくスカイステージにマッチしていた。

 

SANDAL TELEPHONE(SKY STAGE)

「Light surfer」、「真夏の匂い」、「恋の魔法使いにはなれない」の3曲!恋のマジシャン初めて見たけどめっちゃ踊る楽しいナンバーだ!*6「真夏の匂い」の最中で太陽が出てきたのも夏って感じで最高!

 

クマリデパート(SKY STAGE)

「サマーニッポン夏サマー*7」、「あれ?ロマンチック」、「二十四時間四六時中」、「アンサー」と15分に詰め込み!快晴、鱗雲がかかる空と飛んでいく飛行機を背景にしたアンサーは絵葉書みたいな美しさがあったな…やっぱスカイステージだな!!

 

開歌(ENJOY STADIUM)

曲をショートバージョンにして15分で「灯り」、「Time time」、「開歌のMUSIC」、「ビューティフルデイズ」、「燦然」の5曲!新体制を見るのは初めて。先輩三人が堂々たるパフォーマンスだ。特に陽ちゃんの自信に満ちた表情はすっかり板についていて素晴らしい。新メンの村上さんのこれからも楽しみだ。

 

ukka(SMILE GARDEN)

新曲「Viva La Vida」からスタート!タイトル的にはColdplayを思い起こすが全然曲は違って楽しい感じ。メジャーデビューにふさわしい!そして、「タリルリラ」、「リンドバーグ」、「それは月曜日の9時のように」とスカイステージとうってかわって楽しいukka詰め合わせ!スマイルガーデンではちょっと後方で周りを気にせず踊るのが楽しい!!

 

BNK48・CGM48選抜(SKY STAGE)

唯一みた48系列グループ。タイからやってきたメンバーたちがタイ語で「メロンジュース」や「会いたかった」などAKB系列を代表する楽曲をパフォーマンスする様は音楽は国境を超えるという言葉を象徴しているようで、なんだかエモかった。そしてCGMの支配人兼リーダーという伊豆田莉奈さんはタイ語でコミュニケーションをとりながらメンバーをまとめていたが、すごいことだ。異国の地でアイドルをやりながら大役を担って、、、正直どこの企業でもやっていける経験だよなぁ。

 

WT☆Egret(SKY STAGE)

姫路のご当地アイドル。正直言って、この後のフィロのスから始まるブロックのためにちょっと早く来ただけだったのだが、想定外にぶっ刺さった!!3年前にもスカイステージで見た気がするが結構印象が違う。お洒落でアーバンで癖のある楽曲…ちょっとこれは思わぬところから伏兵が現れた。現場もどっかのタイミングで行ってみたい。

 

フィロソフィーのダンス(SKY STAGE)

圧倒的な表現力の「シスター」、ショートバージョンの「ジャスト・メモリーズ」からひたすらに幸せな「サンフラワー」。ジャスメモのラストのハルちゃんの歌唱でマジ泣きしてしまった。スカイステージ×ジャスメモはもうだめだ。去年も泣いた気がする。

 

開歌(SKY STAGE)

縦一列で陽ちゃんが先頭に…ということで「ゆびさきに向日葵」スタート。スカイステージはやっぱこれだ。そして「シークレットサマー」は新体制初披露ということで、新メン村上さんのパートが追加!「燦然」で終わりかと思ったらラストは「星雲少女」…。薄曇りの空が日暮れとともに暗くなっていく情景の中の開歌はその衣装も相まって美しかった

 

tipToe.(SKY STAGE)

「ユナイト」から始まったtipToe.のステージ。ラストでゆうかちゃんの背中を優しく叩くあいりちゃんが良い…。そして、6人がステージの中央に集まって、腕を交差させる…このフォーメーションは「茜」だ。2019年、夕暮れのスカイステージで「茜」を歌い上げたつみちゃんのパートをそのオタクだったあいりちゃんが引き継いで同じ場所で3年越しに歌うのエモすぎるんだが。

そして何より最後の「さくら草の咲く頃に」がヤバかった。3年前1期のtipToe.が「特別じゃない私たちの物語」を歌った場所で、2期のメンバーがこう歌うのそりゃ泣くよ。てか今思い出してまた泣きそうだ。物語は紡がれてるんだな…

やっとわかったよ これでいいんだよ

私たちが紡いでく物語

 

NUANCE(SKY STAGE)

「ハーバームーン」、「sekisyo」、「タイムマジックロンリー」、「sky baloon」の今のヌュのキラーチューン詰め合わせ。ハーバーのサビが珠理ソロからユニゾンに!*8。わかちゃんの煽りもアツくて気合の入ったいいステージ!「sky baloon」をスカイステージでやって手が上がるさまは壮観!

 

Appare!(SMILE GARDEN)

途中から。天晴れ自体そんなに推してないが、「キミだけのワンダーランド!」で僕らはいつも以心伝心!を聞くとやっぱあがるよね。あーTIFってこんなんだったよなぁ!

 

#ババババンビ(SMILE GARDEN)

バンビは代表曲「ばばばばんびずむ~!」から。去年は天候のせいで急遽なくなったスマイルガーデンでのステージ。今年はやれてよかったねぇ。

 

フィロソフィーのダンス(SMILE GARDEN)

2日目スマイルガーデンのトリはフィロのス!!!スカイステージの流れを引き継ぐように「サンフラワー」で幸せに始め、2曲目に持ってきたのは「ダンス・ファウンダー」だ!全員手を挙げて踊ってるの胸熱だった…フィロのスオタ以外も沢山いたんだろうけど、フィロのスを見るためだけにスマイルガーデンに残ってくれて皆が手を左右に振って楽しそうにしている姿。彼女達が「アイドル」として活動してくれたからこのハッピーな景色が見れた。

3曲目は「フォーカス」、そしてラストは「ライブ・ライフ」というゴリゴリセトリ!後方で全力で踊った。これこそがスマイルガーデンだ!そしてフィロのス7周年おめでとう!!

 

ベストアクト

これも悩む…楽しかったのはフィロのスの「ダンス・ファウンダー」だが、感情を揺さぶられたのは同じくフィロのスの「ジャスト・メモリーズ」とtipToe.の「さくら草の咲くころに」。スカイステージで爽やかさを見せつけたukkaの「灼熱とアイスクリーム」も捨てがたい。そして見つけちゃったのはWT☆Egretの「SHIRASAGI DISCO」!うーん、、、全部優勝!

 

3日目・8月7日(日)

3日目はフィロのスから行きたいが、HOT STAGEの行列は読めん…ということでFES☆TIVE終わりで出るオタクにかけて、11時ころZepp DC前に到着。そして結果は…入れず。もうちょい早くいけばよかったな…

 

NUANCE特典会

珠理ちゃん初音さん恭美ちゃんとチェキを撮る。珠理ちゃんのとこ行ったら「今日来れないんじゃなかったの〜?」って言われて(見られてた…!)と思った。確かに僕は「今日もヌュの特典会いけへんやんけ!」というツイートをしていた。「諦めの特典会」だが、まぁヌュの特典会に行けたのはいいことだ。

 

美味しい曖昧(SKY STAGE)

ヌュの特典会後にSKY STAGEに向かおうと思ったら途中でゆるめるモ!の逃げろ‼が聞こえてきて足止めを食らった。いつ聞いても本当心に刺さる曲だ。そしてそこからダッシュでSKY STAGEの階段を駆け上がる。TIF3日目、30オーバーのおじさんには堪えるがアイドルのためなら頑張れる。

そしてたどり着いた曖昧のステージ、途中からだったが良かった!背景の青空と入道雲にカラフルな衣装が映えて綺麗。そして「サプリメ」の跳ねるようなサウンドがよく似合う!曖昧もうちょいちゃんと行こうかなぁ。

 

東京女子流(SKY STAGE)

一昨日ドリームステージで見たステージが気になって来たが、めちゃくちゃ良かった…楽曲あまり知らないんだけど、所作が全部綺麗だ。品があってそれでいて可愛い。そして、白い衣装とその美しい所作がスカイステージに素晴らしくマッチ!今更感はあるがハマりそうだ。。

 

フィロソフィーのダンス特典会

実に3年ぶりのフィロのスの特典会だ!!めちゃめちゃサクサク剝がされる!!これがメジャーか…!色々話したいことはあったが、マリリさん「そのTシャツどこの?」僕「あっfishbowlとかのやつです」という会話で終わったw

 

situasion特典会

6人のメンバーを順番に廻ったシチュ巡礼。最後を飾るのは羽柴さん。行ったら「えーと、2日ぶり?」と言われたw別のオタクだよ!!

 

寺島由芙(DOLL FACTORY)

リンワンのDOLL FACTORYは入場規制で入れず…その後入れたが、なんとゆっふぃーのタイミングでなんと最前まで行けた!しかしスピーカード近で耳がやべえ。

ゆっふぃーは毎年TIFで見てる気がするので、今年も見れてよかった。「あたらしいわたし」、「わたしになる」のコンボはなかなかグッとくる。この何とも言えない幸せなような、切ないような空間を作れるアイドル、なかなかいない。絶滅危惧種ソロアイドルのゆっふぃー、これからもTIFで見たい。

 

situasion(DOLL FACTORY)
かっこよかった!!「1988」はやっぱ身体がアツくなる感じがある!スピーカー最前席で耳はヤバかったが、シチュの音楽を全身で浴びれてる感じがしてよかった。あと、床と靴の相性が悪いのか、ちょくちょく滑りそうでヒヤヒヤしたww
 
MAPA(DOLL FACTORY)

なんやかんやで初見!ブクガ以来初めて生コショージを見たが元気にアイドルやってて、「元気そうで良かったな〜!」と思った。別にブクガの特典会もそんなに通ってたわけではないんだが、やっぱりうれしいよね。

 

NUANCE(DOLL FACTORY)

テキーラサンライズ」から「セツナシンドローム」へのつなぎ、ゾクゾクする!!そして締めは「雨粒」。スピーカー前の爆音でのダイナミクスが最高だ!!ビカビカ光る照明の中の珠理ちゃんを見てたら謎の浮遊感・没入感があった。

 

タイトル未定(ENJOY STADIUM)

ヌュからダッシュでリンワン特典会に移動したが列切られる…そこからまたダッシュで移動してタイトル未定を見る。1曲目の「鼓動」が機材トラブル*9があったので、なんとラストにおかわりで「鼓動」!!タイトル未定、これは今回のTIFの「見つかった」グループと言っていいだろう。天がタイトル未定を推している・・・!

 

美味しい曖昧(ENJOY STADIUM)

最近の曲あんまチェックできてなかったけどやっぱオシャレで良い。特に一曲目の「バッドエンドのその先」良かったね。そして適度な脱力感。なんか美味しい曖昧には飄々と大きいステージに立ちそうな雰囲気があるんだよな。

 

B.O.L.T(SKY STAGE)

ぶっちゃけ曲そんな知らんのだが、「宙に浮くくらい」好きなので聞けてうれしい!なんつーか伝統的なスタダのアイドル感が良い。「Please Together」めっちゃ楽しいし、最後土下座で終わんの最高かよ。

 

Ringwanderung(SKY STAGE)

「カケラ」からの「fall into sky」でパフォーマンス力を見せつける!みょんちゃんが髪を振り乱す様がかっこいい!そしてラストは「La La」で笑顔で締め!リンワンTIF初出場お疲れ様でした!!最高でした!!!今日と一昨日のfall into skyはきっと忘れない。

 

群青の世界(SKY STAGE)

青系の衣装が良い感じ!

 

二丁目の魁カミングアウト(SKY STAGE)

やっぱ本当ライブが上手いんだよなぁ。僕もそんなに楽曲知らないが、フェスとかで見ると自然と体が動いちゃうし、周りのオタクも大体絶賛してる。グループの巻き込み力(?)的なものもそうだけど、やっぱミキティーさんの振付力がすごいのかなぁ。

 

タイトル未定(SKY STAGE)

そして日が落ちたスカイステージに現れたのはこのTIFで見つかったタイトル未定。「薄明光線」のイントロが静かに流れ出す。そして気持ちの入ったパフォーマンス!気づいたら涙が出てきた。横を見ると隣のおじさんオタも泣いていた。

二曲目は「灯火」。阿部さんが涙交じりの声で「TIF2022ありがとう!」と叫ぶ。そして最後を飾るのは「青春群像」。夜のスカイステージになんとマッチした歌詞か………僕は落ちた。このタイミングでこのステージを見たってことは推せって神様が言ってるんだ。

星が瞬いてる 星が煌めいてる

嘘など何一つなくって 心のままに自分を生きてる

 

OCHA NORMA(SKY STAGE)

なんと2曲目に「抱いてHOLD ON ME!」をパフォーマンスだと!!!これがハロプロの歴史…つえぇ!ほんで「恋のクラウチングスタート」はマジでいい曲。踊っちゃう。

 

きのホ。(SKY STAGE)

めちゃくちゃ良かった!!!「開幕自分宣言」はマジで一曲目にふさわしい曲!!そして「夜の庵」のパフォーマンスも素晴らしかったが、何より「ブリリアント帰り道」だ。なんだかわからないけど泣きそうだった。きのホ。を象徴する一曲選べって言われたらこの曲なのかなぁ、と思った。

 

fishbowl(SKY STAGE)

僕のTIFを締めくくるのは静岡からの刺客fishbowlだ!登場するなり挨拶代わりの「深海」!そこから「観察」に繋げて3曲目はこの夏のキラーチューン「熱波」!そしてラストは「平均」!いろんなアイドルを見てきたこの3日間、それぞれが素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれた。共通しているのは皆地球星人ということ。隣にも未来にもLOVEがあるのだ…

そしてステージは見なかったが帰りがけにSMILE GARDEN横を通ったら聞こえてきたのはニジマスの「ちゅるサマ!」だ。界隈は全然違うが2010年代後半を彩ったグループが来年からはTIFにいないということに一抹の寂しさを覚えながら僕はゆりかもめに乗った。

 

ベストアクト

なぜか心に来たのはきのホ。の「ブリリアント帰り道」、泣いたのはタイトル未定の「薄明光線」、総合的なステージとしてはNUANCEの「雨粒」が良かった。見てて安心できたのはゆっふぃーの「あたらしいわたし」、清々しい表情に心洗われたのはRingwanderungの「La La」かな。

 

総括

良かった点

今回のTIF、僕としては細かい不満こそあれ、おおむね満足だった。去年は色んなクソムーブがTIF運営サイドに見られた*10が、今年は一部の制限を除けば僕は大体思い通りに動けたし、そこまでどこかで長時間足止めを食らうシーンも少なかった*11

そもそもオタクなんてもんはアイドルが良いライブをすりゃそれで満足なのだ。要は良い運営というのは目立たない運営ということだ。

 

悪かった点①「HOT STAGE狭すぎ問題」

悪かった点として挙げられるのは、圧倒的に「HOT STAGE狭すぎ問題」である。下記は2日目のイコラブオタクのTweetらしいが、めちゃくちゃかわいそうである*12。原因はシンプルに、「メンツに対してハコが小さすぎる」ということだ。

最終日なんて特に酷いもんだ。ウマ娘、日向坂、AKB、乃木坂が出る17時過ぎのステージのために11時から待機列が形成されて、炎天下で数時間待たされた挙句、入場できるのはごく一部だ。ドームとか埋めるようなアイドルに2000そこそこのキャパなんて、馬鹿でも足りないとわかる。案の定、列形成時点でパニック状態に陥っていた。

この問題自体はコロナ前からあったものだ。遡ってみると2015年、2017年のHOT STAGEは広い夢大陸エリアに設置されていたが、2016年、2018年、2019年は今年と同じくZeppDCがその会場となった。僕も2018年、HOT STAGEのフィロのスを見れず、屋外のビジョンカーで見る羽目になった記憶がある。だからこそバカじゃねーの、と思う。何年同じ過ちを繰り返すの?家族でも人質に取られてんの?

今年はタイトル未定がメインステージ争奪バトルを勝ち取ったわけだが、いやいや、普通にZeppよりSMILE GARDENの方が客多いじゃねーか!8組のアイドルの想いを乗せてやるのがその狭い箱…!?

 

悪かった点②「異常なジャンプ禁止」

これは去年からだが、TIF運営はマサイ殺すマンと化している。マサイをちょっとでもしようもんなら、BONDSその他のスタッフが飛んできて、ジャンプやめてください!と注意してくる。

そりゃ人が密集しているエリアで馬鹿みたいに高く飛ぶマサイが危ないってのはわかる。ただ、後方のスカスカのスペースでまでそんな制限をかけて何がしたいのか。これは去年からの制限だからコロナが落ち着いたころにはこの制限も撤廃されることを祈っているが、果たしてどうか…。

女性や地蔵オタクとか静かに見たいというニーズがあることもわかる。ただ、それだったらエリアを分けりゃいいだけやん、という話だ。

 

まとめ

文句を言いだすときりがないが、僕はやっぱりTIFが好きだ。TIFはオワコンだという冷笑系のオタクも散見されるが、アイドルがTIFにアツくなるのなら、オタクだってそうならざるを得ないのだ。TIF運営にはそれに応えてアイドル文化に対する愛を見せてほしいし、それが日本最大のアイドルフェスを主催するものの責務だ。

 

来年のTIFも楽しみにしているのでよろしく!!

 

関連エントリ

idol-consideration.hatenablog.com

 

 

idol-consideration.hatenablog.com

 

*1:それ以外にINFO CENTREやバーチャルTIF、物販、特典会エリア、TGIFなどもあり

*2:検温は3日通し券の人だけ。各日のリスバン保持者はリスバン交換時に検温があるが3日通し券は2日目以降検温したかどうか不明なためだろう。ちょっと鬱陶しかった

*3:グラフの出典はJHU CSSE COVID-19 Dataより

*4:吉田豪を目撃

*5:と思ったらみょんちゃんが首を痛めていたが

*6:フリコピ部は大変だろうな

*7:エンドレスじゃないバージョン

*8:ちょっと寂しい

*9:冨樫さんのマイクが不調?

*10:去年のエントリ参照

*11:リンワンのDOLL入場規制とフィロのスのHOT入場規制くらい

*12:しかもこれに対して「TIFのことをちゃんと調べてないから」みたいに批判的な引リツやリプが見られたのも地獄だった。こんなのどう考えてもシステムがおかしいに決まってるだろ…