とあるKSDDのアイドル考察録

アイドルオタク9年目のKSDDがアイドルに関して色々考えてみます

君らしく行け

下書きにだいぶ前のブログが残っていたので今更ながら更新…

 

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エビ中の遠征系のイベントに2か月連続で行ってきた。

 

ファミえん2018

 

ファミえんは前回の山中湖(2014年)から毎年行っていたが、去年は@JAMと被って、かつ一緒に行く人もおらず、干したので、一昨年ぶりの参戦だった。

 

natalie.mu

 

1日目の方に参加したが、この日はとにかく寒かった。ファミえんと言えば、夏の暑さを吹き飛ばすような水の演出が名物だが、始まる前から僕は肌寒さを感じ、開始すぐにぶっ放されたウォーターキャノンにしっかり濡らされて、ガタガタ震えていた。

 

その時点でファミえんの魅力はかなり削がれるのだが、それでも楽しいファミえんはやっぱりすごい。ここで思うのは、やはり楽曲の層の厚さだ。特にファミえんのテーマソングのキラーチューンっぷりは毎年驚かされる。今年の「イート・ザ・大目玉」も「朝顔」も素晴らしい。本編最後の「なちゅめろランデブー」から「summer dejavu」の流れ、そしてアンコール一発目の「HOT UP!!!」というのは最高だ。椎名林檎カバーの「自由へ道連れ」も春ツアーを経てすっかりものにしてしまった。

 

実は今回はアイドルのライブに初めていく人が同行していたのだが、「思っていたより10倍楽しかった。別にそんなにかわいくないと思っていたが、ステージで見る彼女らはめちゃめちゃ可愛かった!」と興奮気味に語っていたのが印象的だった。来年のファミえんも行こうと思った。

 

ちゅうおん2018

 

去年は普通に予定が入っていかなかったが、後で絶賛されているのを見てグギっていたイベントだ。そしてFC限定で発売されたライブCDを聞いて、更にグギりが加速した。今年は何としても行ってやるという意気込みで参加した。

 

今回は一人参加だったので、バスツアーで東京駅から出発。関越道はまあまあ混んでいて渋滞につかまるタイミングもありつつ、2時間ちょいで到着。そして、座席を確認すると、なんと意外と広い会場で後ろから3列目…この時点で僕のテンションは非常に下がっていた。「来年も一人なら別に行かなくてもいいかな…」という気分だった。

 

開始して、その印象は変わらずに、福耳というバンドのカバーをやったが、イマイチグルーブ感が感じられないなぁ…なんて一端の楽曲派気取りの事を考えていた。やっぱり距離が遠いし。。。

 

その僕のテンションが変わったのは、3曲目の「シンガロン・シンガソン」。やっぱり好きな曲だし、新しいアレンジで聞くのは純粋に楽しくて、このあたりから結構楽しくなってきた。

 

そして、ソロコーナーも楽しかった。ぽーちゃんの「やさしい気持ち」(Chara)のカバー。モノマネしてんの?って思うくらい声が合っていた。

 

そして完全に持っていかれたのが、「全力☆ランナー」からの「YELL」の流れだ。実は、仕事関連で今、自信を喪失しかけている僕は自己肯定感の強い楽曲が非常に心に刺さるのだ。

正直、「YELL」の歌詞はJPOPでありそうな歌詞だが、これまでいろんなことを乗り越えてきたエビ中と、自分の辛い現状(もちろんエビ中が乗り越えてきた困難に比べれば全く大したことない)を重ねて、気が付けば涙をぼろぼろ流していた。

「君らしく行け 例えどんな事があっても 君は君なんだよ 代わりなんて誰一人いるはずないから」

 

終わった後は絶対にちゅうおん、来年も行くと確信していた。

 

エビ中はいつだって元気をくれる。アイドルとはこういう存在なのだ。