とあるKSDDのアイドル考察録

アイドルオタク9年目のKSDDがアイドルに関して色々考えてみます

アイドル楽曲大賞2017【インディーズ部門】へ投票した件

トピック「楽曲大賞」について

(書くと結構長くなってしまったので、メジャー楽曲部門、インディーズ楽曲部門、アルバム&推し箱部門の3回に分けて投稿することにした)

 

 

前回に引き続き、アイドル楽曲大賞の話だ。

前回同様、自分の投票内容の前に去年・一昨年の楽曲大賞を振り返ってみよう。

 

2016年インディーズ1位 きみわずらい/まねきケチャ


【MV】まねきケチャ『きみわずらい』

 

2015年インディーズ1位 いぬねこ。青春真っ盛り/わーすた


わーすた / いぬねこ。青春真っ盛り MUSIC VIDEO Short Ver. (The World Standard / Dogs & Cats, In the Bloom of Youth)

 

ピンチケ界のアンセム(?)「きみわずらい」が2016年の1位。しかし、めちゃめちゃいい曲だ。藤川千愛さんみたいに歌える子が居ると壮大なサウンドも映える。その一方で歌詞は切ない感情を歌っていて、そういう点も含めてアイドル楽曲としてのクオリティはめちゃめちゃ高いと思う。なお、この年は楽曲2,4,6位とアルバム1位にオサカナがランクインしており、楽曲派にとってはオサカナの躍進が印象的だったのではないだろうか。

 

2015年1位はわーすたの「いぬねこ。真っ盛り」。正直、アイストは全然詳しくない。 しかし、この曲も「うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ」もそうだが、半分くらい、というか、全編悪ふざけみたいな歌詞を若いきゃぴきゃぴした女の子に歌わせて成立させるというのはテクニカルだと思う。Negiccoとか、こんな曲絶対歌えないもん。(なお、コール動画も見たがおっさんがにゃんにゃんわんわん言ってるのは地獄絵図だった。まぁアイドル現場なんて大体地獄みたいなものだが)

 

翻って今年だが、フィロのスが着実に伸びてきてると思うのは推しの贔屓目だろうか。 まぁなんにせよ結果発表が楽しみだ。

 

さて、私の今年の投票内容は以下の通りだ。

 

1位 ジャスト・メモリーズ/フィロソフィーのダンス 3点

今年最もはまったグループ、フィロソフィーのダンスの珠玉のバラード(どうでもいいけど、バラードの形容詞ってよく「珠玉の」って使われる気がする)。夏フェスだろうが対バンだろうがアゲ曲を捨てて、この長尺バラードをブチ込んでくるあたり、運営の圧倒的な自信も感じられる。そして、TIFでも@JAMでも鳴りやまなかった拍手がこの楽曲・グループの力を証明している。


フィロソフィーのダンス「ジャスト・メモリーズ」MV

  

2位 ribbon/sora tob sakana 2.5点

上述の通り去年の楽曲大賞で圧倒的強さを誇ったオサカナの今年を代表する曲。相変わらず変拍子の難解なサウンドをイノセントに歌い上げるオサカナちゃんは素晴らしい。極端に少ない音数で始まり、一気に展開を見せた後に、再度音数を減らして終わる構成も一片の物語を読んでいるようだ。下に載せたMVや、ライブのVJなど、オサカナは総合的な世界観を大事にしているのが伝わってきて好きだ。


sora tob sakana / ribbon(MV)

 

3位 ダンス・ファウンダー/フィロソフィーのダンス

1位で投票したジャスト・メモリーズを静的な軸に据えるなら、今のフィロのスの動的な軸は間違いなくこの曲。2ndアルバム「ザ・ファウンダー」のリードトラックでもあり、ライブになると最強のグルーブ感を発揮する。どこのグループのファンでも関係なくフロアを湧かせてしまうノリの良さ。個人的には大サビ前のマリリさんからハルちゃんへつながる所が大好き。

 
フィロソフィーのダンス「ダンス・ファウンダー」MV

 

4位 ミュージック 3、4分で終わっちまうよね/ゆるめるモ!

今年のゆるめるモ!は、ポップな曲と難解な曲を交互に出していた印象が強いが、これはその中でも大分ポップなサウンドの曲。ゆるめるモ!の最大の魅力はライブハウスで感じる熱だと思っているが、歌詞にメンバーが言われた言葉が含まれていて、メンバーもこの曲は特にエモくなりがち。「歌で世界は変わらないなんてそろそろ言ってる場合じゃない」という歌詞は全アイドル・アーティストに響く言葉ではないだろうか。


ゆるめるモ!(You'll Melt More!)『ミュージック 3、4分で終わっちまうよね(Akasaka BLITZ Live Version)』

 

5位 ベスト・フォー/フィロソフィーのダンス

下記動画でもおとはすが言っているが、「この4人が最強」という意味を込めて作られた曲。フィロのスの4人の歌声は全員特徴があって、本当に面白い。しかし、こういう物語性を持った曲は後々悲しいお蔵入り曲になったりするから、そういうことが無い事を祈ろう(リリスクがファンも入れて6本マイクって言ったり、チャオベラが改名しないことを考えたらまぁ別にいいのかな)。サビ前の縦一列のフォーメーションが好き。


フィロソフィーのダンス「ベスト・フォー」@2017.7.15 新宿BLAZE

 

ご覧のとおり、完全にフィロのスにはまってしまった。オサカナの夜間飛行に入れるかめちゃめちゃ迷った。5曲に絞るのは本当に難しい作業だ(でも楽しい)。

投票したものが少しでも上位にランクインしてくれると嬉しい。

次回はアルバム・推し箱編。