とあるKSDDのアイドル考察録

アイドルオタク9年目のKSDDがアイドルに関して色々考えてみます

感じようこのGood Feeling

こんばんは。

 

2か月くらい前回の記事から時間が経ってしまったが、杏果脱退で息絶えたわけではない。さすがにサボりすぎて当初の目的(と言ってもただの自分の備忘録だけど)を逸しつつあるのでそろそろ何か記事を書こう。

 

先週末は1ヵ月ぶりにイベントを入れまくっていて、17日(土)には昼にフィロソフィーのダンスsora tob sakana・sohaのスリーマンライブ、夜にフィロソフィーのダンスamiinAのツーマン、18日(日)はリキッドルームNegiccoのツアーファイナルに行っていた。

 

この週末で自分の印象に残った事の一つは、amiinAの「熱量」だ。私は(似非)楽曲派のくせに、実はamiinAの音楽にあまり触れてこなかった。Atlasが話題になった時も、MVを見て、「まぁそんなにハマらんなー」くらいの事を思っていた。後は、フェスで軽く見る程度だった。

 


amiinA『Atlas』MV

 

なので、ライブを長尺で見たのは初めてだったが…正直、度肝を抜かれた。

楽曲派アイドルではよくある、楽曲世界観重視型(Maison book girlとか。あれはあれで世界観が確立していて良いものだ)と異なり、ステージのメンバーは若者の初期衝動を全身で表現していた。CDやMVでは伝わらない「熱」があった。なんだか一番最初にももクロに出会った時を思い出した。特にCanvas

 


amiinA『Canvas』Album ver.

 

自分は今すでに推しているアイドルが飽和状態にあるので、amiinAを推すかどうかはまだわからないが、もう少し注目してみようと思えるいいライブだった。まずはアルバムを買ってみよう。

 

そして、そうやってフロアをブチアゲたamiinAを見て、私は「フィロソフィーのダンス今日ヤバいんじゃないか…amiinAに喰われるぞ…」と懸念していた。そして、その懸念は杞憂で終わる。

 

フィロのスが1曲目にぶつけてきたのがJust Memoriesだった。この曲(とハルちゃんの歌声)はどんなシチュエーションだろうと、聴衆を圧倒する力がある。amiinAがブチ上げて作り上げた世界をたった5分でフィロのスの世界に変えてしまった。ただただ、すげーな、と唸らされた。

 

本当に激アツのツーマンだった。ぜひともまたやってほしいものだ。そしてハルちゃんはアイドル酒飲み部を立ち上げてほしい。最近結構いるみたいだし。

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日曜日はNegiccoのツアーファイナルがリキッドルームであった。Negiccoの動員力ならSold outだ。人が多いのは嫌いだが人気があるのは良い事だ。

 

今回は2部構成だったが、改めてNegiccoの幅の広さを見せつけられるライブだった。特に後半のCRCK/LCKSによるバンド演奏が最高だった。詳細レポートはこちら。

ure.pia.co.jp

 

以前、NegiccoZeppで見た時は豪華なホーンセクションを6人くらい入れて、多幸感のある演出をした。TIFではスマイルガーデンで圧倒的なスタイルのアカペラをブチ込んだ。そして今回、リキッドルームでは、CRCK/LCKSのイケイケのバンドセットを放り込んできた。その時その時で違う音楽的アプローチをしてきて、そのどれもが最高だからNegicco(とそのプロデュースチーム)はやはりすごい。

 

やはり印象的なのはBPMを早めてかっこよくなった、ねぇバーディア。管楽器が多めに入るのが原曲アレンジに近いが、シンプルなバンドサウンドで聞くのもまたいいものだ。そして、タメを効かせまくった、さよならミュージック。ここら辺はグルーブ感がヤバかった。CRCK/LCKSかっこいい。CD買ってみようかな。


「Get Lighter」MV CRCK/LCKS(クラックラックス)

 

そんなCoolなバンドサウンドを見せつけたところから、本編ラストは、愛の光でしっとり〆て泣かせる演出。そして、アンコールでは全メンバーを入れた圧倒的なスタイルで大団円という最高の構成。CRCK/LCKS小田さん風に言うと、コンテンツが充実していてバイブスを感じるライブだった。

 

別にNegiccoは歌やダンスのクオリティが特別高いわけでもないのだが、ライブの度に、色んな手法でまさに15年目アイドルの「圧倒的なスタイル」を見せつけられるのだ。

 

なかなか満足感のある良い週末だった。

 

タイトルは圧倒的なスタイル/Negiccoより。