とあるKSDDのアイドル考察録

アイドルオタク9年目のKSDDがアイドルに関して色々考えてみます

2019年を振り返って

2019年も終わる。

去年までは1年まとめて振り返りブログを書いていたが、4半期ごとにまとめなおす形式とした。それに加えて1年全体を振り返ってみよう。

 

 

4半期ごとの振り返り 

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僕のオタ活の総括

今年は僕のオタ活にも大きな変化があった。①現場数の増加、②アイドル接触回数の増加だ。

現場数の増加

実は2018年は転職で環境が変わったというのもあり、あまり現場を詰め込もうという気にならなかった。今年は働き方にも少し慣れ、そこらの調整ができるようになったのと、たまたま暇な期間ができたために現場に沢山行くことができた。

その結果、僕が今年行った現場は103現場だ。オタクのなりたての頃は「年間100現場以上に通う」とか紹介されてる人を見てドン引きしていたのだが、まさか自分がそうなってしまうとは・・・

とはいえ、アイドルオタク業界では100現場は驚くような数字ではない。有名オタクのガリバーさんは年間400超の現場に行っているという。

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接触回数の増加

実は去年まで、僕はほとんど接触イベに行かないオタクだった。 というのも、特典会に金をかけだすと、歯止めが利かなくなってしまうのではないか、という恐怖からなかなか踏み切れなかったのだ。

そんな僕だったが、ついに今年、4,5月にリリイベに行きまくった時期から、特典会に通うようになってしまった。やっぱ認知されると嬉しいんだよなぁ~~~。2018年に取ったチェキの枚数はたぶん3,4枚くらいだが、2019年は40枚くらいだろうか。今のところ懸念していたほど大金をつぎ込むわけでもなく、ほどほどに楽しんでいる…はずだ。

一応自分のルールとして、「CDを積まない」というものがある。これは、CDを握手券のおまけとする秋元康が生み出したビジネスモデルに対するささやかな反抗だ*1。来年もこれくらいの感じでほどほどに楽しもう。

 

楽曲大賞まとめ 

楽曲大賞の今年の自分の投票とその結果は下記の通り。

 

メジャー部門 

1位 星の数え方 / 私立恵比寿中学 ⇒1位
2位 WALK / sora tob sakana ⇒24位
3位 長い夜が明けて / Maison book girl ⇒26位
4位 太陽系観察中生命体 / でんぱ組.inc ⇒111位
5位 LAST DANCE / lyrical school ⇒2位

自分は1位に入れたが「星の数え方」1位は驚いた。他のアイドルオタクにまでインパクトがあるという印象は無かったしね。リリスクの「LAST DANCE」2位も想像以上。「LOVE TOGETHER RAP」、「Tokyo Burning」、「秒で終わる夏」あたりで票が割れるかと思ったが、そんなことなかったか。

「太陽系生命体観察中」は、もうちょい上だろ~めちゃかっこいいのに!という気持ち。「WALK」「長い夜が明けて」はこんなもんかなぁ、というところ。

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インディーズ部門

1位 ヒューリスティック・シティ / フィロソフィーのダンス ⇒3位
2位 茜 / tipToe. ⇒10位
3位 タイムマジックロンリー / nuance ⇒4位
4位 ケ・セラ・セラ / WHY@DOLL ⇒30位
5位 それは月曜日の9時のように / 桜エビ~ず ⇒1位

「それは月曜日の9時のように」が1位は順当。「ヒューリスティック・シティ」3位も妥当。「タイムマジックロンリー」4位は大健闘で嬉しいねぇ。ヒューリスティックシティか茜が2位を争うかなぁ~と思っていたので「茜」10位は悲しい。。。「ケ・セラ・セラ」はいい曲なんだけど、順位はこんなところだろうか。

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アルバム部門

1位 『daydream』 / tipToe. ⇒6位
2位 『エクセルシオール』 / フィロソフィーのダンス ⇒4位
3位 『深夜。あなたは今日を振り返り、また新しい朝だね。』 / Kaede (Negicco) ⇒48位

こんなとこかなぁ~かえぽのソロアルバムすごい良いからみんな聞こうよ。

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推し箱部門 

フィロソフィーのダンス ⇒3位

全体総括

エビ中がメジャー部門1,4,5位、ukkaが1,2,5,7,8位、アルバム・推し箱部門ukka1位、エビ中2位とあまりに露骨な結果だったため、結構Twitter上では批判的な声も見られた。

確かに僕も、様々なアイドルがランクインしているのがあるべき姿だと思うので、なんかルールの改善とかあってもいいかもしれない。例えば、同グループの楽曲に投票できるのは3つまで、とか。あとは、運営が楽曲大賞狙ってる、みたいな姿勢を出すのもあまり良くないと思う*2。こういうのは陰気なオタクが地味にやってるからこそ価値があるんだ。

とはいえ、コメントとか見ながら、新しくアイドルをディグってみるのは普通に楽しいので、僕にとってはこれからも続いてほしいイベントだ。

 

2020年のアイドル業界

アイドルの多様化

今年特筆すべき出来事としては、Negicco Nao☆ちゃん、でんぱ組.inc未鈴ちゃんの結婚だろう。泡沫アイドルではなく、一定の人気とキャリアを持つアイドルが結婚したうえでアイドル活動を継続するというのはこれまで見られなかった事象だ。

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商業的な面から考えると、AKBから始まったアイドルブームは落ち着きを見せているかもしれない。ただ、こうやってアイドルの「在り方」に一石を投じる動きが出てきたり、まだまだシーンとしての「面白さ」が失われたようには僕には思えない。

 

アイドルオタクへのスポットライト

今年もう一つ感じられたのは、オタクへ焦点があてられる動きだ。わかりやすい例でいうと、NHKのドラマ「だから私は推しました」の放映や、「推しが武道館行ってくれたら死ぬ」のアニメ化などだ*3。他にも松岡茉優蒼井優のような有名女優がハロオタを公言した例もある。

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僕は地下アイドル文化というものは、「アイドル」だけではなくて「オタク」がいて成立するものだと考えている。そう考えた時、「オタク」にスポットライトが当たり始めた現状は、一過性のブームを超えて地下アイドルが文化として根付いてきたことの証左ではないだろうか。

 

アイドル運営の闇

今年のアイドル業界で避けて通れないのが、NGT48の一連の事件である。

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 #MeToo運動の機運が高まったことなどもあり、大きく糾弾された事件だった*4。こういった事件を契機によりアイドル達が幸せになるような規制や業界慣行などが定着すればいいのだが、まだそれは先のようだ。これは大きな課題としてアイドル業界の大人たちは認識すべきだ。

 

最後に

まぁ、なんだかんだで僕はまだまだアイドル業界楽しいと思っている。来年も楽しくオタクするぞ!それでは、良いお年を!!!

*1:というか自分自身への言い訳に近い

*2:取れて喜ぶのはいいが

*3:「推し武道」は来年だけど

*4:まだ解決してないけど