今年ももう終わろうとしている…ということでアイドル楽曲大賞に投票した。まずはメジャー部門から。
去年書いた記事はこちら↓
アイドル楽曲大賞2017【メジャー部門】へ投票した件 - とあるKSDDのアイドル考察録
アイドル楽曲大賞2017【インディーズ部門】へ投票した件 - とあるKSDDのアイドル考察録
アイドル楽曲大賞2017【アルバム・推し箱部門】へ投票した件 - とあるKSDDのアイドル考察録
そして、例によって、昨年の順位の振り返りをしよう。
1位 | プロミスザスター | BiSH | 564.5pts. | 250票 |
2位 | 感情電車 | 私立恵比寿中学 | 368pts. | 156票 |
3位 | なないろ | 私立恵比寿中学 | 263.5pts. | 117票 |
4位 | 不協和音 | 欅坂46 | 174.5pts. | 82票 |
5位 | My landscape | BiSH | 161pts. | 72票 |
2017年は、エビ中・BiSH・欅坂の独壇場だった。 Mステ出演までのし上がったBiSHのプロミスザスターは流石という感じ。感情電車となないろで票が割れたエビ中だったが、この2曲が持つ意味はここで語るまでもないだろう。欅坂は推していないから正直よくわからない。
さて、翻って今年の僕の投票は下記の通り。
1位 おやすみポラリスさよならパラレルワールド / でんぱ組.inc 3点
でんぱ組今年一番の秀作。H ZETT Mの起用がドンピシャにはまっいて、ジャズっぽいピアノが最高にかっこいい。「太陽系観察中生命体」も聞いたが、H ZETT Mは今後のキーマンになりそうな予感。
でんぱ組.inc「おやすみポラリスさよならパラレルワールド」MV
2位 十六歳 / Maison book girl 2点
ブクガには珍しく変拍子じゃない曲。アレンジ自体は従来のブクガっぽい感じ。アイドルの儚さが感じられる良作。
2位 New Stranger / sora tob sakana 2点
アニメ「ハイスコアガール」のOPになったオサカナの今年の鍵となる曲。アニメの内容を意識した歌詞と、疾走感あるメロディーが心地よい。
sora tob sakana/New Stranger(Full)
2位 Lighthouse / sora tob sakana 2点
ひたすら清涼なサウンドが気持ちいい良作。アイドル横丁で海をバックに歌っているのは最高だった。オサカナらしさは残しつつ、ポップさを取り入れているバランス感覚が素晴らしい。
sora tob sakana/Lighthouse(Full)
5位 スウィーテスト・多忙。 / 私立恵比寿中学 1点
素直に楽しい気持ちになれるポップチューン。ファミえんにて、「打ち上げろ花火」の歌詞で花火が上がったのは爽快だった。
選外
5曲に絞るのは相変わらず難しい。ほかにも迷った曲はたくさんある。
私立恵比寿中学の「日記」。吉澤嘉代子の優しいサウンドは良い。「自由への道連れ」は、カバー曲じゃなかったら確実に投票していた。カバー曲は趣旨に反するかな、と思って投票しないことにしているが、名曲、名カバーであることは疑いようがない。。
私立恵比寿中学 「自由へ道連れ」from 椎名林檎トリビュートアルバム「アダムとイヴの林檎」
sora tob sakanaの「Brand New Blue」。この曲自体は発表されたのは1年以上前だったかと思うが、今年やっとこさ音源化された。珍しくブラスセクションなんか入れちゃって、夏の青空のような爽快感がある。どうでもいいけど、ブランニューで始まる曲名曲過ぎない?(ベビレの夜明けBrand New Days、リリスクのbrand new day、ジュディマリのBrand new wave upper groundなど)
虹のコンキスタドールの「ふたりのシュプール」。虹コンはそこまで推してないから楽曲大賞の投票から漏れがちだが、定期的にいい曲を出してくれる。アイドルポップスとしては申し分なしの可愛さがある。だから、フェスの時にとりあえずトライアングルドリーマーと君は無邪気な夏の女王をやるのはやめてほしい。
【MV】虹のコンキスタドール「ふたりのシュプール」(虹コン)
Maison book girlの「レインコートと首の無い鳥」、「狭い物語」。投票した「十六歳」より、ブクガとしての王道は寧ろこっち。狭い物語のMVで、赤と黒の世界から一気に色がついて空が開ける瞬間のカタルシスは素晴らしい。ライブでもちょっと感動した。
オサカナがメジャーデビューしたことで、去年のようにエビ、BiSH、欅が独占するようなことにはならないだろう。自分の推し曲に良い順位がつくのも嬉しいが、いろんな曲を新たに知るきっかけにもなるので、アイドル楽曲大賞の発表が楽しみだ。
次回はインディーズ編。