とあるKSDDのアイドル考察録

アイドルオタク9年目のKSDDがアイドルに関して色々考えてみます

明日がどっちかわからなくなるけど

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

 

2018年一発目のブログはエビ中についてだ。武道館で行われたエビ中のライブに1/3、4の両日参戦してきたので、ライブレポ…というよりは、自分の感想を書き留めておきたい。

 

1月3日~Forever aiai~

【ライブ概要】

エビ中の屋台骨と言って良いだろう、ぁぃぁぃこと廣田あいかの卒業(エビ中では転校と呼ぶ)公演である。普段の声と歌声のギャップ、鉄オタ等のキャラクターから一般認知度は最も高かったのではないだろうか。かくいう自分もエビ中メンバーで最初に認識したのはぁぃぁぃだった。そんなライブの客観的な内容はナタリーさんに任せて自分の感想を一言でいうと、ぁぃぁぃの偉大さを最後まで痛感させられるライブだった。

natalie.mu

 

【ライブで印象に残った点】

私の印象に残っている事を3点ほど挙げよう。1つ目は、ぁぃぁぃが「私はこの曲をこの場でやらないと後悔する」と前置きしてやり始めた曲だ。同学年であるぁぃぁぃ、安本さん、ひなた、そしてりななんが「くっつきブンブン」として、2013年のSSA公演で披露した「いつかのメイドインジャピャ~ン」だ。この日は、亡くなってしまったりななんの元気な姿と声が映像・音声で再現された。そこには元祖くっつきブンブンとして最強の4人の姿があった。ここは多分、オタクみんな泣いてた。

2つ目は「サドンデス」で、まさかの美怜ちゃん勝利からの皆でぁぃぁぃコールでぁぃぁぃを励ます一連の流れだ。悲しみや寂しさの涙をエンタメに変換できる、本当に素晴らしい曲だよな…と岡崎体育に感謝する一曲だ(本人の意図っていうよりはエビ中運営の使い方が上手いのかもしれないけど)。

3つ目は、セトリについてだ。上述のナタリー記事にもあるが、選曲を見ると新しい曲もあり、古い曲もあり、バランスが取れている。しかも、「仮契約のシンデレラ」をやらずに「きっとインフィニティ―!」をやるという大胆な選曲。仮シンはアンコールの最後でやるかと思ったら、やらなかったので正直驚いた。

 

【ライブ全編を通じて感じたこと】

そして、これらの演出はぁぃぁぃ主導のもと行われた。18歳の女の子が1万人規模のライブをプロデュースすること自体驚きなのだが、これらの演出から私が感じたのは、ぁぃぁぃのとてつもなく大きな愛だ(これ言うのちょっと恥ずかしい)。このライブのテーマはぁぃぁぃ推しを別のメンバーに推し変させる事であり、湿っぽい空気は全くなく、爽やかなライブだった。りななん推しには、メイドインジャピャ~ンを用意した。「金八Dance music」で大量に撃たれた銀テープには「出会ってくれた貴方へ。幸せで居てね。」と書かれており、「えびぞりダイアモンド!!」のぁぃぁぃパートでは「ずっと幸せでいてね!」と歌詞を変えて歌った。そして、最後のブログでのぁぃぁぃ推しへの想いの詰まった言葉。ぁぃぁぃのエビ中への、応援してきたオタクへの愛は2倍どころではなかった。

lineblog.me

 

【ぁぃぁぃに対して思う事】

そして、そんなぁぃぁぃの8年間(私がエビ中を知ってから4年間)に対して私が思った事は2つある。

1つ目は「尊敬」だ。ぁぃぁぃはステージ上で泣かない。今回、最後の挨拶で涙ぐんでいたが、それ以外に私が今まで参戦してきたライブでぁぃぁぃが涙を流す姿は見たことが無い。私はずっとぁぃぁぃはクール(というかドライ)な子なんだな、と思っていた。しかし、ぁぃぁぃが「エビ中グローバル化計画」という番組が終了時の流れ星からの手紙で泣いている姿を見て私の印象はガラリと変わった。ぁぃぁぃは、クールなのではなく、沢山の感情を持つ年頃の女の子だったのだ。しかし、ステージから元気を与えるアイドルとして、涙を流すべきではないというプロ意識でそれを抑えていたのだ。18歳にして、このプロ意識を持つ女の子を尊敬せずにはいられない。

そんなぁぃぁぃは同業者のアイドルの中でも尊敬を集めていた。1/3はぁぃぁぃのアイドルとしての最後の姿を見届けようと沢山のアイドルが来ていた。ちょっと調べただけでも、ももクロからしおりん・あーりん、soratobsakanaから神﨑風花さん・山崎愛さん・寺口夏花さん(・照井さん)、(←翌日でした)元乙女新党の其原有沙さん、ゆるめるモ!からようなぴさん、スパガから阿部夢梨さん・溝手るかさん、わーすたから三品瑠香さん、アイルネから野本ゆめかさんetc…いっぱい居すぎだ。アイドル戦国時代の一線を駆け抜けてきたぁぃぁぃは本当に偉大な存在だった。

2つ目は「感謝」だ。ぁぃぁぃは上述の通りオタクの幸せに言及してきた。しかし、これはライブに参加した多くの人が感じていることだが、ぁぃぁぃこそ幸せになって欲しい。もう私たちはぁぃぁぃから十分すぎるほど幸せを貰っている。これまで、エビ中でアイドルをしてくれて、私達の日常に沢山の彩りを与えてくれて、本当に本当にありがとう。

 

そして、そんな偉大な存在、廣田あいかを失ったエビ中は翌日のライブを迎える。長くなってきたので、続きは次回。

 

タイトルは「頑張ってる途中」のぁぃぁぃパートより。