とあるKSDDのアイドル考察録

アイドルオタク9年目のKSDDがアイドルに関して色々考えてみます

今日の向こうに私が見えるかな? ~川井わかにありがとうを伝えたい、わかる~

2023年12月初旬。NUANCEのリーダー、川井わかちゃんの卒業が発表された。 この発表があった時、ヌュ現場に通うオタクの多くのリアクションは「わかちゃん…なんで…」というよりは、「遂にこの時が来たか…」というものだった。 わかちゃんは現在NUANCEに残る唯…

2023年を振り返って

あけましておめでとうございます。 2024年がはじまった。今年はsituasionの元旦5時ライブに備えて、妻が帰省していない自宅にオタクを招いて、ヤなことそっとミュートの解散Blu-rayを見ながらの年越しというオタクっぽい年越しとなった。 4半期ごとの振り返…

四半期オタ活(2023年10月~12月)

2023年が終わった。第4四半期は45現場…うん、行き過ぎですね…。 tipが最も訪れた現場となる。ダルフォンが増えたが、リンワンが減った。チェキもこれまでより多く、100枚も撮っちゃった… グループ 対象者 回数 NUANCE 汐崎初音 4 城戸海月 4 川井わか 7 蓮水…

アイドル楽曲大賞2023に投票した(メジャー部門)

今年ももう終わりだ。つまり楽曲大賞の季節だ。まずはメジャー部門から。 昨年の振り返り 投票内容 1位 楽の上塗り / CYNHN 2位 Gimme Five! / フィロソフィーのダンス 3位 NEW WORLD / lyrical school 4位 コズミック・フロート / ukka 5位 kyo-do? / 私立…

アイドル楽曲大賞2023に投票した(インディーズ部門)

続いてはインディーズ部門だ。 昨年の振り返り 投票内容 1位 Lily / Ringwanderung 2位 赤レンガ空中さんぽ/NUANCE 3位 青い花の名 / 開歌-かいか- 4位 Sparkle / SANDAL TELEPHONE 5位 大人になったら / PANDAMIC 選外 Hello, World / tipToe. 最適解 / タ…

アイドル楽曲大賞2023に投票した(アルバム・推し箱部門)

最後はアルバム・推し箱部門。 昨年の振り返り 投票内容 1位『リビングデッド』 / きのホ。 2位『日々』 / 開歌-かいか- 3位『Camellia』 / RAY 選外 airattic/airattic fifthRuler./tipToe. 推し箱部門 総括 昨年の振り返り 1位『九祭』ばってん少女隊(542.…

ドリチケ持って扉の中へ ~ライブハウスのドリンク問題~

先日、ラブリーサマーちゃんのツイート…ポストが一部界隈で物議を醸した。 ライブハウスで提供される酒類は本当にクオリティが低いのにこんなので600円も取って良心は痛まないんか? — ラブリーサマーちゃん / LSC (@imaizumi_aika) 2023年8月27日 このツイ…

四半期オタ活(2023年7月~9月)

2023年ももう後半戦。なんか年々1年が過ぎるのが速くなっていく気がするなあ。現場数は第3四半期もリンワン・シチュの回数が多いが、tipToe.が猛追し、合計は35現場。 それに伴って接触数も倫子さん、西野ちゃん、ゆうかちゃんが多い。合計は90回。 グループ…

あの日も今日のような風が吹いていた ~tipToe.に残された時間~

僕がその発表を見たのはTIF1日目の帰り道でのことだった。 「こう来たか…」と思った。tipToe.は活動期間が3年と決められているグループだ。今年のTIFは2期の初期メンである未波あいりと宮園ゆうかがtipToe.として出演する最後のTIFだ。何らかの発表がそう…

四半期オタ活(2023年4月~6月)

遂に新型コロナが5類になって、街も昔の姿を取り戻した。声出し不可現場はほとんどなくなり、地下ではマスクも不要としているところが多い。 第2四半期の現場数は37現場。アイドル毎のカウントだと、リンワン、tip、同率でヌュ、シチュ、次いで曖昧という結…

四半期オタ活(2023年1月~3月)

2023年が始まった。新型コロナウイルスが感染症法2類相当から5類に引き下げられることになったことに伴って声出し可ライブも増え、いよいよコロナ前の世界が戻ってきた。 また、今年から行ったライブと撮ったチェキの管理を始めた。この第1四半期はライブで…

船はそっと見慣れた街へと舞い戻った ~NUANCEワンマンライブ”HOME”~

2023年4月22日。僕は元町・中華街行きの特急に乗って横浜を訪れた。神奈川県民ホールで行われるNUANCEのワンマンライブ"HOME"に参加するためだ。僕がその日見たこと、感じたことが色あせないように書き残しておきたい。 開場前 会場周辺の様子 会場内の様子 …

特急元町・中華街行き27分 ~NUANCEの変なワンマンライブ~

今月22日、僕が推している横浜発アイドル、NUANCEのワンマンライブが神奈川県民ホールで行われる。神奈川県民ホールのキャパは2000。結構なチャレンジであることは界隈のオタクならわかってくれるだろう。 この機にこれまで僕が参加したヌュアンスのワンマン…

モヤモヤが止まらないんだこの状況 ~「推し活」賛美に感じる違和感~

2021年には新語・流行語大賞にもノミネートされた言葉、「推し活」は今やすっかり市民権を得ている。 アイドルやキャラクターなどの「推し」、いわゆるご贔屓を愛でたり応援したりする「推しを様々な形で応援する活動」のこと。「推し活」は「オタ活(ヲタ活…

2022年を振り返って

2023年がはじまった。あけましておめでとうございます。初詣は実家の近所の八坂神社に行って、今年もアイドルの皆さんが健康に活躍できますように、と祈ってきた。 2022年、色々あった1年を振り返ってみる。 4半期ごとの振り返り オタ活の総括 現場数のさら…

四半期オタ活(2022年10月~12月)

2022年が終わった。1年全体の振り返りは次ブログでやるとして、まずは第4Qの振り返りだ。 10月 11月 12月 10月 東京女子流、フィロソフィーのダンス2マン『東京のダンスⅡ』@東京キネマ倶楽部前回の東京のダンスは行けなかったので今回は両部参加!セトリ変…

アイドル楽曲大賞2022に投票した(メジャー部門)

2022年も終わろうとしている…即ち楽曲大賞の季節だ。まず、メジャー部門から。 ちなみにインディーズ部門・アルバム部門の投票結果はこちら。 アイドル楽曲大賞2022に投票した(インディーズ部門) - とあるKSDDのアイドル考察録 アイドル楽曲大賞2022に投票…

アイドル楽曲大賞2022に投票した(インディーズ部門)

続いて、インディーズ部門。 メジャー部門・アルバム部門の投票結果はこちら。 アイドル楽曲大賞2022に投票した(メジャー部門) - とあるKSDDのアイドル考察録 アイドル楽曲大賞2022に投票した(アルバム・推し箱部門) - とあるKSDDのアイドル考察録 昨年…

アイドル楽曲大賞2022に投票した(アルバム・推し箱部門)

最後はアルバム部門と推し箱部門。 メジャー部門、インディーズ部門の投票結果はこちら。 アイドル楽曲大賞2022に投票した(メジャー部門) - とあるKSDDのアイドル考察録 アイドル楽曲大賞2022に投票した(インディーズ部門) - とあるKSDDのアイドル考察録…

きっとずっと中学生だよ、いいだろ? ~『10,13,14,15 BOSSと子分たち』ライブレポート~

私立恵比寿中学に8年ぶりの新メンバーが加入したのは2021年のことだった。その新メンバーを選抜するオーディションにて、黒マスクで鋭い眼光を新メンバー候補生たちに向けて送る人物こそ、柏木ひなたであった。そンな姿から彼女はこう呼ばれるようになる────…

世界人口80億分の1だよ、すごいね! ~「奇跡のn人」マーケティングの功罪~

アイドルオタクをやっているとよく聞く言葉の一つに「奇跡のn人」というものがある。世の中にそんなにたくさん奇跡があってたまるか、と思う時もあるが、そう言いたくなる運営やオタクの心理もわかる。改めてその言葉の持つ意味について考えてみよう。 「奇…

四半期オタ活(2022年7月~9月)

またコロナが爆増し始める。全数把握なども終わり、あまり気にしすぎても仕方がないなぁという感じ。声出しライブなんかもちょくちょく見られるように。 そしてプライベートが忙しくブログ更新も滞りがちに…本当のことを言うと、ここでサクッと書いてるライ…

推しの詠む 歌から伝わる人となり やっぱりあなたを推して良かった ~『アイドル歌会 公式歌集1』書評~

「アイドル歌会」なるイベントが始まったのは、2021年7月6日、所謂「サラダ記念日」だ。その名の通り、アイドル達が集まって短歌を詠むというイベントである。主催は短歌総合誌「短歌研究」発行元の短歌研究社、選者には俵万智さん・笹公人さんなどの有名歌…

夢の中で会えたら名前は憶えていてね 〜十束おとは生誕祭2022〜

先日、Spotify O-Eastにて、「おとはす」こと、フィロソフィーのダンスの十束おとはさんの生誕祭『♡十束おとは生誕祭♡おとはす最後のお願い♡2大祭り♡』が行われた。11月に卒業することを発表している彼女にとって、これが最後の生誕祭になるということで、昼…

愛を歌わせて生きるってそのことだ ~オタクがコールをする理由~

先日、2年ぶりに声出し現場に参加した*1。福島・三崎公園で行われた『リーディングエクストロメ』だ*2。 NUANCE、ukka、ヤなことそっとミュート、クマリデパート、fishbowl、きのホ。、SANDAL TELEPHONE、Ringwanderung 、RAY、situasion、美味しい曖昧、等…

俺のTIF2022

2020年はオンライン、2021年は秋開催となったTIFだったが今年は3年ぶりの夏開催だ。去年はコロナ禍での開催ということもあり非常に不満の残る体験だったが、こちとら2016年からフル参加しているのだ。こうなりゃ意地だ、ということで3日間通し参加してきた。…

四半期オタ活(2022年4月~6月)

だんだんとコロナが収まりつつある一方で、推しグループからの卒業や解散ラッシュが始まった。しかし、そんな中でも着実に新しいグループにハマる兆しを感じており、我ながらKSDDだなぁ…と感じている。 4月 5月 6月 4月 ukka川瀬あやめさんTwitterを始めるス…

四半期オタ活(2022年1月~3月)

2022年が始まった。今年は去年よりもうちょいブログを書くことが目標だが、リソースが足りない。。。このブログもやっと5月のGWで完成という体たらくだ。 仕事が忙しすぎていい加減嫌気がさしているうえに、今年に入って推しグループからの卒業発表が相次ぎ…

大空目指すように ~ミサキサンのnuance脱退に寄せて~

2022年3月30日、初期メンにして中心メンバー、そして僕の推しでもあるmisakiさんがnuanceを脱退した。ラストライブとこれまでの思い出を振り返ってみる。 nuance misaki last oneman live [f-u] ライブレポート 会場を引き込む序盤 椅子を使ったラグジュアリ…

違う仕方でそっと呼吸して ~ローカルアイドルfishbowlが描く新たなビジネスモデル~

AKB48が火をつけた現代アイドルのブームに乗って地下アイドルが一定の市場を形成してから10年が経とうとしている。 その中で様々なコンセプトのアイドルが生まれてきたが、この10年間ほとんど変わらないのがそのビジネスモデル、即ちマネタイズの手法である…